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プレファレンス(好感度)と売上にどう影響するかご存知ですか?

プレファレンスとは
プレファレンスはブランドへの好感度のことです。
複数の商品候補の中からどの商品が選ぶかということです。

消費者は常に一つのブランドを選ぶわけではありません。
複数のブランドの選択肢の中から、
頭の中にあるブランドへの好感度の優先度に応じて
ランダムにサイコロを振るようにして選んでいます。

では、好感度はどのようにして決まるのでしょうか?
その要素は以下になります。

製品パフォーマンス
価格
ブランド資産
の3つになります。

製品パフォーマンスとは、製品の機能や効果・効能のことです。
スマホであれば、どれだけカメラの画質がよいか、
バッテリーが持つのかというスペックの部分になります。
普通の機能的価値のことを指します。

価格は、プレファレンスの中の重要な役割です。
なるべく安い商品の方がプレファレンスは高まります。
しかし、安すぎると事業を継続することができなくなります。

お得感を感じさせながら利益も出せる値決めをできるかは、
事業者の腕の見せ所です。

価格は安い方がいいが、長期的に顧客と関係性を築けるように、
再投資に回せるだけ乗せる必要があります。

また、値引きはなるべくしない方が良いと言われています。
値引きをすると一時的には売れますが、
消費者はすぐに値引き後の金額に慣れてしまいます。・
ブランド資産
ブランド資産とは、ブランドから連想されるイメージや、
商品の品質レベルのイメージ、知財や特許などの無形資産のことです。

ブランドから連想されるイメージですが、
例えば馬のエンブレムの赤いスポーツカーといえばなんでしょうか?

フェーラーリというブランドが
頭に浮かんだのではないでしょうか?

消費者が「〇〇と言えば」と質問されたら、
頭にブランドを思い浮かべることをブランド想起といいます。

この時、一番はじめに思い浮かべるものを
脳内SEOと私は呼んでおり、小さな会社には必要なことになります。
価値で言うなら、情緒的な価値や精神的な価値を指します。

プレファレンスはこのように、
製品パフォーマンスと価格と
ブランド資産の組み合わせによって決まるものです。

そして、売上を決める公式(負の二項分布)の中で
唯一無限に高めることができる、重要な要素になります。

認知率
認知率は、市場にいる人々のうちどれくらいの割合が、
自社ブランドを知っているか?ということです。

当然ですがブランドを知らない人は、
自社ブランドを買うことはできません。
より認知率が高い方がより多く売ることができます。

この認知率を高めるための手段が広告になります。

配荷率
配荷率は、人々が自社ブランドを知っており、
プレファレンスも高い状態で、
そのうちの何人に商品を届けることができるか、という割合です。

たとえば、新商品のビールが欲しくてコンビニに訪れても、
その商品が入荷していなければ買うことができません。

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