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独自の購買体験を提供しているD2Cブランドの事例とは!

カスタマージャーニーマップとは、
購買行動の流れの中で、顧客に対してどのようなタイミングで

どのような価値を提供するかを
顧客の感情面をベースにマッピングした図です。

これをもとに顧客体験を設計することが
顧客に対して新たな価値を創出することになります。

単に製品だけで勝負をするのではなく、
その周辺のサービスまでを価値に変えて製品化することで、
小さなお店でも製品に関連する顧客体験を加えられます。

インターネット通販やD2C(Direct to Consumer)
ブランドが急速に普及している現代、

カスタマージャーニーマップは企業が
消費者の行動や感情を深く理解し、

さらに成功するための重要なツールです。
その必要性を解説します。

●消費者のニーズは新しい購買体験
D2Cブランドやミニマム通販が増加しており、
競争は激しくなっています。

現代の消費者は多くの選択肢に囲まれ、
独自の購買体験を求めています。

インターネットの普及とデジタル技術の進化により、
消費者が手に入れる情報量は格段に増加しており、
これが多様な購入選択の原動力となっています。

例えば、試着を目的とした「売らない店」を展開しています。

SOÉJUは、予約制のショールーム型店舗を
運営しているD2Cブランドです。

店内には常時100点ほどのアイテムが用意されており、
試着して気に入った商品を後からECサイトで購入できます。

ショールームに訪れる顧客は全体の
1割程度にとどまっています。

来店経験のある顧客は、年間購入金額が
約2倍高い傾向があるというデータが出ています。

例えばアメリカの眼鏡ブランド「Warby Parker(ワービー・パーカー)」は
D2Cモデルを採用することで中間業者を排除し、
高品質ながら手頃な価格の眼鏡を提供することに成功しました。

店舗での体験とオンラインショッピング
の両方をうまく組み合わせることで、
顧客にとって新しい購入体験を生み出しました。

JINS・Zoff・Owndays・Zerouvなどの
カジュアルなスタイルのメガネを提供している

これらのブランドは、Warby Parkerと同様に、
直接消費者に販売するビジネスモデルを採用しています。

また、多くのブランドが、オンラインストアと
実店舗を組み合わせることで、顧客とのエンゲージメントを高めています。

しかしながら、5つのフレームを5日間無料で試着できる
サービスを提供している点は日本企業にはまだない点です。

ザッポスの靴の通販もそうですが、
日本では考えられない眼鏡の通販があったりします。

数年後には、思いがけない通販が日本でも流行っていきます。

また、コスメブランド「Glossier(グロッシアー)」は、
SNSを中心にファンとのコミュニケーションを活発に行い、

製品開発やマーケティング活動に取り入れることで、
消費者の真のニーズに応える製品を市場に送り出しています。

D2Cのモデルを採用することで、迅速に市場の声を取り入れ、
ブランドのファンを増やしています。

これらの事例を見ると、D2Cブランドやミニマム通販が
成功する背景には、消費者の新しい購買体験へのニーズがあります。

それに応える斬新なアイデアやサービスが必要です。

市場に新しい価値を提供することで、消費者との
強い結びつきを築き、継続的な関係を築くことが求められています。

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