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流通総額4兆円のビッグデータの活用

顧客情報や購入情報が、
データとして蓄積される

リアル店舗では、お客様が店頭で商品を購入すると、
その場で代金を受け取り、
店舗側はPOSレジなどを使っていれば、
「いつ、どんな商品が、どれだけ売れたか」
という情報は蓄積されます。

東芝さんはこのPOSの世界シェアは60%以上ある
ので新しい収益の柱として
ビッグデータを企業に提供していくそうです。

ビッグデータは日本では限界がありますが、世界に
目を向けると世界が広がります。

アリババグループが11日に開催した
独身の日(ダブルイレブン=W11)は、
流通総額は26%増の約4兆1602億円でした。

わずか1分36秒で100億元を突破
1時間で1000億元
流通総額(GMV)が過去最高となる
初の4兆円の大台を達成しました。

データを紹介しておきますと
・流通総額(GMV):2,684億元(約4兆1,602億円)昨年比+26%
・100億元達成:開始後1分36秒
・1,000億元達成:開始後1時間3分59秒
・2,000億元達成:開始後14時間21分27秒
・2,135億元(昨年の GMV)達成:開始後16時間31分12秒
・参加ブランド数:20万
・GMV1億元を達成したブランド数:299
・GMV10億元を達成したブランド数:15

【ECのミカタ編集部より】

越境ECでの流通総額では日本が4年連続で1位となった。

テレビでもPRされていましたが資生堂は、
アリババと戦略的パートナーを組んで
商品を開発されました。

中国人は、毎日髪の毛を洗わないそうで
その習慣に合った商品企画を開発していました。

ビッグデータを十分に活用した
商品企画がこれからの新しい方法です。

中国では11月11日を「独身の日」と呼ばれ
ネット通販最大手のアリババが

2009年から特売を始し始めて
今では日本のメーカーがこぞって参入しています。

今では、独身者に限らない世界最大の
24時間ショッピングイベントに成長しました。

今年は「新たな消費」「新たなビジネス」に加え、
環境に優しい社会への貢献活動に注力した
テーマだったそうです。

「越境EC」における国・地域別流通総額ランキングでは
日本が4年連続1位を獲得しました。

78の国と地域から2万2000以上の
ブランドが参加しました。

2位はアメリカ、3位は韓国、
4位はオーストラリア、5位はドイツだそうです。

中国の消費は相変わらず凄いですが、
日本に目を向けると厳しい状況も
あります。

消費者ベネフィットの提供価値が、
EC発展の原動力にはなっていますが、
平成時代とは少し様子が違うようです。

Eコマースが消費者に、どんなメリットを
もたらしたかを考えてみたいと思います。

近年、情報通信システムの高度化や、
スマホ端末の多様化や回線インフラの整備が
進んだことで、Eコマースは一層使い
やすいものになっています。

よって、特徴であるメリット
だけでは差別化が難しいのです。

自宅にいながらなんでも買える
買ったものを自分で家まで送ってくれる

これらは一言で言えば、
「お店に行かなくても買い物ができる」
ということが今までの通販のメリットでした。

今では、小売業の通販にも
メリットを超えた価値を提供できる

ようにしないとファン化が難しく
なっています。

ちなみに、価値には3層あり、

自己表現価値(A)
~な自分になれる

情緒的価値(B)
~な気分になれる

機能的価値(C)
~な機能(効果)が得られる

が価値の3層です。

あなたが価値と言っているのは、ほとんど
Cです。

実際には、あなたから購入する理由や
今である理由は気持ち的な期待値があり、
BとAがあります。

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