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2万円のステーキがバカ売れな理由とは?

高級和牛を売りまくる、こだわりの専門店。
そのネットショップがECモールへの出店を拒む理由
があります。

私も同じ考え方をしていますので
モール系への出展は極力停止や力を入れない
方向性でお願いをしています。

ダイヤモンドオンラインの掲載に『ECのニューノーマル』
にそのヒントがあるのでご紹介をしていきます。
https://diamond.jp/articles/-/242252

#1では 、既存のECモールとは異なる道を
選択した精肉店の姿を追った。
ダイヤモンド編集部特任アナリスト 高口康太氏の記事を
参考に私の考えをコメントしています。

和牛専門フルオーダーカット精肉店というキャッチーコピーが
とても印象的です。
http://www.tokyocowboy.jp/

12のマトリクスというポジショニングを決定するための
2軸を埋めるフォーマットがあります。

その項目の中でいう掛け算は、
専門×オーダーメイド
です。

TOPには、ブランドを左右する画像
ニュース
グーグルマップ
と鉄板要素がしっかり入っています。

しかも、日本人以外も対象にしているため
英語対応なポイントもかなり大きいです。

社長さんは、外資系証券会社を辞め、
2015年にこの店を立ち上げたそうです。
メディアを上手に活用したPRマーケティングも
素晴らしいです。

「嵐にしやがれ」のテレビ番組でたびたび
取り上げられていることもあって、
「あの芸能人と同じ肉を食べてみたい」
というユーザー心理も働いています。

まさに肉を売っているのではなく、
一番ふさわしい肉を提案するは、
お客様に提案するコンシェルジュそのものです。

機能的価値から情緒的価値に
ウエイトを置いているので
物販からEコマースのブランド化に
なっています。

単なる肉職人でないところが勝負ありなんです。
その視点は、お客さまのデータは全て保存しているとのことです。

店頭の端末から確認ができ、
前回ご注文いただいたお肉を参考に、
提案することができるシクミがあるのです。

結局、一人一人の好みに合わせた肉を提供するように
心掛けており、まさにコンシェルジュです。

・希少
・食感
・サシ
・味の濃淡
という独自視点をまるでNPS(ネットプロモータースコア)的
に10点満点で採点を入れて見える化して
いることは参考にできる点ではないでしょうか?

単に「美味しいお肉」ではないことも
憎い評価のポイントです。

また、7つのメリットというコンテンツでは、

・通常より割安でご購入頂けます
・良い牛を優先的にご案内
・配送もフレキシブルに対応
・量も頻度もご自由に
・キープ後のスムーズな受け渡し
・世界のたった一頭を独り占め
・大人数パーティーにも対応

があり、ブランドコミットメントが入っています。
まさに、フルオーダー仕様です。

最後は、外資系の経営者ならではの視点、
ビジネスモデルも多岐にわかり、
このコロナ時代でも危機を脱していることです。

・飲食事業
・業務販売事業
・EC事業
・飲食店コンサルティング業務
・企画ブランディング事業
・生産事業
・人材育成事業
・海外事業

本当に、お肉のように捨てる箇所がないレベルで分解
されて事業を展開されています。

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos