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フロムがいう愛の与え方 - あらゆる感情の共有

フロムは、愛を与えることは自分の生命を与えることだと述べています。ここで言っている生命とは「命」のことではなく、「自分の中に息づいているもの」のことです。相手に対して、「自分の喜び、興味、理解、知識、ユーモア、悲しみなど、自分の中に息づいているもののあらゆる表現を与える」ことが愛だとフロムは言うのです。そして、「与えることによって、かならず他人の中に何かが生まれ、その生まれたものは自分に跳ね返ってくる。ほんとうの意味で与えれば、かならず何かを受け取ることになるのです。本当の愛とはなにか。エーリッヒ・フロム「愛するということ」

愛されるためにも、愛することを学ばなくてはならない。

ただし自分が神秘的に、謎めいて見えないと惹きつけることはできないジレンマも存在する。

バランスをとりながら感情を共有していくこと。

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