挫折の2022年と、2043年に向けて
数ヶ月ぶりに筆を取ります。三木田です。
気づけば年末です。
あっという間の1年でした。
ということで、定番の1年間の振り返りと今後の抱負について書きます。
タイトルを見て、
2043年ってwwww、誤字過ぎるww、来年は2023年だよwww、低能すぎwww、顔見るのも生理的に無理ww、てか眉毛そり過ぎだろww(以前ヤフコメに書かれたのを根に持っている)、
など皆さまの心の声が聞こえてきますが、誤字ではありません。
約20年後の2043年に向けて自分がどうありたいか、そんなことを30手前のこのタイミングで年の瀬の振り返りに併せて書いてみます。
なお、2043年は自分が50歳になる節目となります。
まずは2022年の振り返りについて。
正直かなりキツかった。自分の力の無さに失望することが続き、とても苦しい日々でした。
2019年に選手を離れ、2020年に野球界を離れ、2021年からはバスケという今までの人脈や経験が生かせない世界にあえて移り、もがきながらも迎えた新世界での2年目にあたるのが今年の2022年ではありましたが、なかなか自身の成長を感じることはできない1年間でした。
仕事の部分でも、仕事以外でも、成功体験や達成感を得られたと胸を張れたものは手元に何も残っておらず、ただただ毎日の焦燥感と自己否定に向き合う日々となってしまいました。
そうなってしまったのは、環境や他人のせいでもなく、ほかならぬ自分の責任であり、自分の実力不足でした。
理想と現実のギャップに苦しめられ、自己肯定してあげられる日はほとんどなく、
かろうじて昔から持ち合わせている好奇心だけはあったものの、あれこれ手を付けたものを最後まで継続してやり切ることは一つもできず、本当に自分のことが嫌いになりました。
なんとかこの1年を糧にして、少しずつ前進していければと思います。
と、ネガティブかつ抽象的なことをつらつらと書いてしまいましたが、
まさにその通りで、今の自分がネガティブになってしまっている、このモヤモヤの正体がまったく分かっていなかったことが何より気持ち悪かったです。
なんで自分はこんなに焦っているのか、なにと戦っているのか、その上でなにが自分をここまで苦しめているのか、
前段で「理想と現実のギャップに苦しめられ」と書いているが、そもそもお前の目指す「理想」ってなんなのか、言語化・映像化できているのか。
そんなことを休みの日はいつも考えていました。
(旅行が大好きで、今年も全力で各所を楽しんでいましたが、ふと運転しているとき等に上記のような虚無感を抱いていました)
ということで2043年に話は移ります。
自分が生き急いでしまっている理由の一つは、
年齢を重ねる恐怖、ひいては死への恐怖(=自分の存在が無になる恐怖)なんだと思います。
周囲の同世代との比較ももちろんしてしまいますが、それ以上に自分自身に対して過度に期待をして、すぐに結果を出したい・出さなければ・出せないわけがない、と選手時代から考えてしまっています。
だからこそ、いつまでたっても目に見える成功体験や短期的な目標達成ができない自分に対して焦りや怒り、嫌悪を抱いてしまうのではないかという結論に至りました。
だからこそここで一度立ち止まり、人生を長いスパンでとらえ直して、長期的な目標やなりたい人間像を描くことが今の自分に必要なことではないか。
そして、2043年つまり50歳になるまでのぼんやりとした未来を時間をかけて書き出してみることにしました。
その思考の過程の中で、どんな50歳を迎えたいか、そのためにどんな40代にしたいか、そのためにどんな30代に、そのために来年はどんな1年に、どんな1ヶ月に、どんな1日に、、と長い期間での逆算をできるようになったことで、変な焦りが消え、目の前のことに集中できるようになりました。
そして、一つ一つの決断の軸もできました。この決断は、50歳に叶えたい目標に対して近づくものなのか、という判断軸です。
これを持てたことがこの数週間での最大の収穫です。
具体的な目標の部分は、また日を改めて決意表明する機会があるかと思うので深くは触れませんが、
選手を引退したときからもがき続けていた「野球選手に代わる本当に成し遂げたいこと、人生をかけて勝負したいこと、世の役に立てたいこと」の光をやっと見出すことが少しだけできました。
そういう面では、この1年はすごく良い1年でした。
2043年の自分が、この文章を見てクスッと笑いながら誇らしく胸を張れるように、2023年も貴重な経験を積み上げていきたいと思います。
いつ死んでもいい、と言えればかっこいいけど、やっぱり50歳までは生きたい。そのためにも50歳を人生の一区切り、1つ目に通過するゴールと捉えて残りの人生を全うします。
最後になりますが、
今年お世話になった皆さまの引き続きのご健康とご多幸を祈念し、結びとさせていただきます。
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