見出し画像

どうやら今日は、苺の日ではないらしい。

なんとなく、今日は苺の日である気がしていた。そして、エッセイも苺の話題を書こうとしていた。そして念のため、調べた。結果、今日はイチゴの日ではあるが、苺の日ではないらしい。

イチゴの日とはなんぞやと言われたら、曰くイチゴ世代と言われる高校受験を控えた15歳の少年少女にエールを贈る日、と言うことだ。そもそも、15歳がイチゴ世代ということに全く認識がなかったので驚くばかりである。15歳は元服だろうという無意味なツッコミはやめておく。ちなみに、苺の日は1月15日、いいいちご、の語呂合わせの日らしい。

なんとなく、自分がいわゆるイチゴ世代と言われた頃を思い出してみる。初めての受験、初めて選ぶ自分の進路。何を思って進学先を決めたかは覚えている。地元の、田舎の中学の同級生が誰も行かない高校にいく、そう決めて受験先を決めた。母は、地元の進学校に行かせたがったが、私が嫌がった。15の時点では十分に小賢しかった私は、このままこの田舎のぬるま湯に浸かって過ごしたら、全くの知らない人だけの空間に過ごすときに無理が来るのではないか、今のうちに訓練すべきではないかなど意味もない先走りをしたのである。結果、高校ではいろんなことがあり、5勝30敗くらいの高校生活を送ることにはなった。まぁ、5勝していればこっちのものである。と、言うことにして欲しい。この辺りの話は、またゆっくりネタにしていこうと思う。忌まわしき、郡部勢5%枠の話も。

正直、今年受験生であった人たちは本当にしんどかったと思う。受験生というものはしんどいものではあるが、ことにこのご時世は受験生のちょっとした息抜きすら与えてくれず、受験生になりきっていなかった子供たちの学習意欲を減退させることにもなったと思う。そんな中、受験生をやり切ろうとしている学生たちに心から拍手を送りたい。と、同時にまぁ、受験に何度失敗しても就職に何度か失敗してもなんとなく、生きていくことも可能であることを知っていても良いかなとは思う。ただし、人生無難に比較的楽にかつ経済的にも豊かに生活しておきたいのであれば、高めのレールに乗っておくに越したことはないことも真実の一つなので、受験生各位には志望校に受かって欲しいと願うばかりである。頑張れ、受験生。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?