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家とその家の周りの話

 みなさん、もし自分が住む家を買うとしたら、どんな家がほしいですか?

 広くて大きな家でしょうか?

 プールがある家でしょうか?

 それとも高いマンションの一番上にある家でしょうか?

 みんなそれぞれ住みたい家は違いますよね。

 どんな家でもいいんですが、でもこれって家だけに注目している話ですよね。

 家そのものももちろん大事なんですが、それと同じくらい大事なことがあります。

 それは、その家の周りのことです。

 不動産の場合には、物件そのものに目が行ってしまいがちですが、それだけではなく、その周りのことも必ずセットで考えなくてはいけません。

 文字通り、不動産は、動かせませんから、その周りの環境もとっても大切なんです。

 もし、家自体が全く同じだとしても、その家の周りの環境が違うだけで、その家の価値は、全然違うものになります

 よく、不動産は環境を買う、と言われるのもそのためです。

 具体的に、周りとは、まさしく家の周り、つまり、お隣さんです。

 もしも、お隣さんが、ゴミ屋敷だったり、いわゆるこわ~い人が住んでいたら、どんなに素敵な家でも価値はかなり下がってしまいます。

 そんな家で暮らしたくないですもんね。

 どんな人がご近所に住んでいるかは、その家を評価する上で、とても重要なんですね。

 そして、お隣さんだけでなく、もう少し広い範囲で、つまり、自分がその家で暮らしていくにおいて関係のある場所にも目を向けてください。

 電車を使うような生活なら、駅までの距離だけでなく、駅から家までの道のりの環境、たとえば、何もないのか、商店街を通るのか、夜は暗いのか、夜でも明るいのか、交通量は多いのか少ないのか、日々の買い物、病院、学校、人が集まる施設など、あった方がいいものない方がいいものは同じ施設でも人によって違うので、その辺は、自分にとってはどうかとか。

 不動産を考える場合には、家そのものだけではなく、その周りの環境のことも併せて考えてみると失敗しないかもしれません。

 自分が家を買う時、チェックすべき大事なことは、「家+その周辺」と覚えておいてください。

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