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星野源『SUN』は名曲だなあ

今日は星野源さんの『SUN』の魅力について書きます。

星野源さんといえばおうちで踊ろうがSNSで大流行していろんな方のコラボが見れて楽しいですよね。NHK番組「おげんさんといっしょ」のメンバーの高畑充希さんや宮野真守さんのコラボ動画が個人的には好きです。

さてそんな星野さんが2015年に出したシングル曲『SUN』

この曲ってその名の通り太陽みたいに気分を明るくしてくれるんですよね。

特徴は体が横に揺らしたくなるリズムと聴き心地抜群のメロディーです。

個人的には午前中に聴くのがおすすめな気がします。

ではこの曲のコードやメロディーなどについて掘り下げます。

Aメロの爽やか感

Aメロはコード進行がかなり細かく変化するので演奏するのが大変ですが、響きが細かく変わるのでストーリー性があって聴き手を飽きさせないですね。

メロディーも中音域を行ったり来たりするので聴き心地が良いです。

また「Baby」と英語から入るのもカッコよくて一気に惹き込まれます。2回目は「Ready」と韻踏む感じも好きです。

Bメロの変化

そしてBメロ。ここの入りの音がポイントです。

メジャーセブンスといわれる和音で暖かくお洒落な雰囲気が出ています。

ちなみにヒゲダンのPretenderもBメロ全く同じ和音で始まるのですが、雰囲気がかなり違いますよね。これは直前の和音が違うこととリズムが違うからです。

SUNはE♭という和音でまだ物語が続く雰囲気を出すのですが、PretenderはA♭という和音で物語を一度終了させています。なのでPretenderのBメロの頭は雰囲気がガラッと変わる印象があります。

さて、SUNですがBメロはトントントンと一個づつベースの音が下がっていき、また上がって下がってを繰り返します。ベースの音が一個ずつ下がるので聴いていて心地が良いです。

また、「ーにかっ楽しい/ーとがっ起きるような」という風に小説の頭にアクセントがハッキリついています。これでAメロの落ち着いた感じから変化し、サビへ行くテンションが上がっていきます。

サビのストレート感

そしてサビです。サビ頭は最も基本的な和音から入るので安堵感抜群です。さらにメロディーもBメロの最後よりも結構低いとこから入るので高音でガツーンと盛り上がるのではなく、安定感のある盛り上がりですね。

サビの頭の「君の、声を」の部分は音階でいうととドレミ、ドレミ、なんですが、これってめちゃめちゃ直球ですよね。

「きみの、こえを、きかせ~て」(ドレミ、ドレミ、ミラソード)

普通はドレミ、ドレミって歌ったら退屈な感じに聞こえそうですけど逆に言えば、だれもが聴きなれているメロディーでもあるから安心して聴けるっているメリットもあると思います。

そのため君の、声をという歌詞がしっかり強調されるので「君の声を聴かせて」という一文が一回聴いただけで耳に残ります。

ヒットする音楽は繰り返しが大事って言われていますし、しっかりと聴き手に歌詞を届けることができていてすごいなと思いました。

そしてサビ終わりのメロディーは全部「AH~」で歌うというのも特徴的ですよね。16小節もの間アーだけで持たせるのは星野源さんのアーだからできるんだと思います。

僕自身カラオケでこの曲歌うんですが、「AH~」のゾーンになると途中で恥ずかしくなりますから。歌下手素人の「AH~」はマジで聴けたもんじゃないので。

ちなみにこの曲は最後のサビで転調して一個上のキーになります。

カラオケで歌っていて急に歌いづらいと感じたらそれです。

気を引き締めて歌いましょう。ちなみに僕は一番のサビの「遠いところも」のとこがよく裏返ります。ラストの方が一個上なのに不思議です。ラストの歌詞は「深い闇でも」なので"と"より"ふ"の方が出しやすいってことなのでしょうか。

まとめ

というところで最後らへんはカラオケのことを話してしまいましたが、歌っても楽しいし、聴いても楽しい曲だということです。星野源さんは比較的歌いやすいキーが多いのも助かります。

皆さんも『SUN』を聴いて楽しくなりましょう。また、太陽の光を浴びましょう。アウトプットの練習なので雑な文章化と思いますが、お読みいただき、ありがとうございました。




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