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君たちはなぜやるのか~オフィス美化に取り組む社員たちに突撃~

こんにちは。
株式会社エグゼクション採用チームのおねくぼです🦜

朝、いつものように出社すると、加湿器の電源がオンになり、蒸気がもくもくと出ていました。

のどが渇いたな…と思い、冷蔵庫を開けると、すでにお茶が補充されています。ウォーターサーバーのボトルも新しいものに交換されているようです。エグゼクション名物『おやつボックス』にも、美味しそうなお菓子が所狭しと詰められているではありませんか。

一体誰が、始業前の時間から準備してくれたのだろう…。

そんな疑問を持ちながらオフィス内を見渡していると、数名の社員が掃除や備品の補充をしている姿を目撃しました。

今回のnoteは、オフィス美化に自発的に取り組む社員たちに光を当てた内容です。彼らが『なぜやるのか』に迫る中で見えてきたものとは…。


君たちは、朝早くから『なぜやるのか』

毎日定常的に発生するものについて、ざっと挙げてみるだけでも以下のものがあります。

・加湿器/空気清浄機のフィルター掃除、水の補充
・ウォーターサーバーのボトル交換
・ペットボトルのお茶の補充
・おやつボックスの補充
・床の掃除
・ゴミ分別

社員約100名のうち、毎日飯田橋オフィスに出社しているのは20~30名ほど。それでも、ペットボトルやウォーターサーバーは多くの社員が利用しており、誰かが補充したり掃除をしないといけません。

また、乾燥する冬のこの時期は、オフィスの空気をキレイにして湿度を保つためにも、加湿器や清浄機を定期的に掃除し、社員が出社する時間からフル稼働させる必要があります。

ここで重要なのが、「誰かが」という言葉です。備品の発注・管理は管理部の皆さんが担当していますが、誰に言われるでもなく自発的に準備を手伝う方が存在するのです。

昨年12月にオフィスにやってきた加湿器。毎朝新しく水を補充する必要があります
空気清浄機のフィルターはすぐに埃がたまるため、定期的に掃除しなければなりません

加湿器に新しい水を補充しているのは、新卒1年目社員のMさん。始業時間の30分前に出社し、PCやモニターなどの自分の業務の準備と並行してオフィス美化に取り組んでいます。

始業前の時間から、『なぜやるのか』ーー。その問いに対し、10Lのバケツを傾けながらこう答えてくれました。

「以前はあまり自分でやっていなかったのですが、ある先輩社員が朝早くから一人でやっている姿を見たんです。後輩としてこれではいけないなと反省し、それからは自分もやるようにしています。

掃除や備品の補充は大変ですけど、自分が率先してやることでオフィスがきれいになって、皆さんが気持ちよく働ける環境を整えることができるので、自分としてはとても嬉しいです」

聖人君主のような回答。お菓子をむさぼりながら質問をしていた新卒2年目の私は、自分が恥ずかしくなりました。

加湿器に水を補充するMさん
10Lの水が入ったバケツを軽々と運んでいました

続いて見つけたのは、同じく新卒1年目社員のSさん。まさに、500mlのペットボトルのお茶を冷蔵クーラーに補充している最中でした。

黄金色に輝くペットボトルを、まるで宝石を扱うかのように丁寧に運び、クーラーへと次々と並べていきます。一本もらうついでに、『なぜやるのか』の質問をぶつけてみました。

「同期で分担してやろうって決めたんです。他のみんなは清浄機のフィルター掃除や重たいバケツの往復などをやってくれているので、私にできることは何か考えて、じゃあペットボトルの補充をやろう!って。

5分以内でできる作業なので、自分の業務の準備とあわせてやっています。社員の皆さんがお茶を飲みたいときにいつでも飲めるようにするために、在庫が少なくなっているのを見つけたら補充するようにしています」

なるほど。同期で分担してやっていたんですね。さすがは1年目社員の皆さん。昨年末の全社総会で「優秀世代賞」を特別受賞したのも納得です。

冷蔵クーラーにペットボトルのお茶を補充するSさん
いつでも冷たいお茶を飲めるのはSさんのおかげなんですね…

他にも、新卒1年目社員のNさんは、「”自分たちの働く環境は自分たちで整える”ということを大切にしているので、当たり前のようにやっています」と胸を張って話してくれました。決してやらせや出まかせの言葉ではありません。心の底から出た、きわめて純粋なコメントなのです。

オフィス美化に取り組むのは新卒社員だけではありません。

入社7年目のNさんは、掃除機やモップを片手にオフィス内を歩き回り、出社してくる社員に向かって元気に挨拶をしていました。「単純に暇だからやっているということもありますけど、”誰かがやらなきゃいけない、けどやる人は少ない”みたいなことを当たり前のようにできるのがウチの社員だと思ってます」

朝から金言を浴び、私の心の汚れまでキレイに拭き取ってくれたような気がしました。定期的にこの言葉を浴びたいものです。

モップで床を拭く7年目社員のNさん

『なぜやるのか』を問う中で見えてきた、エグゼクションが大切にしたい考え


エグゼクションでは、設立20周年を迎えたタイミングで、全社共通認識としてEXE WAYを策定しましたが、オフィス美化という対社内の行動(それもなかなか認識されていない)をひとつとってみても、そのメッセージが浸透しているように感じました。

いやいや、仕事で活躍する方が大切。たかが掃除や備品管理、誰でもできるし、大げさなまとめ方でしょ。そう思う方もいるでしょうか。

もちろん、プロジェクトで活躍し、評価されることも大切ですが、それと同時に、見えない貢献を続けて誰かのために頑張ることも重要なのです。

奇しくも、普段我々が出社する際にドアの横で出迎えてくれる横断幕には「あなたの日常、作ってるかも。みんなの日常、支えてるかも。」の文字が刻まれています。

普段、オフィスで仕事をしている中で「当たり前」だと思っていたことも、実は多くの社員の手によって実現されていたものだったんですね。いつもオフィス美化という形でエグゼクションの日常を作り、支えてくれている社員の皆さん。本当にありがとうございます!

今回は、いつものnoteとは少し毛色を変えてみましたが、当たり前のようにやっている彼らに『なぜやるのか』を問うこと自体、とても無意味な行為だったのかもしれませんね……。

エグゼクションの「日常」は、社員の自発的な行動によって支えられていたんですね

株式会社エグゼクションでは、一緒に会社を創ってくれる方をお待ちしています!

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