運動と脳機能との出会い~TOEICに挑戦編⑤~

筋トレ毎日3時間。。。

生涯に渡って忘れらない友達がいる。毎日、筋トレを3時間する友達K君だった。しかも、かなりハードに。大会とかあるわけでもなく、ただ筋トレをすることが目的でトレーニングしていた。K君が筋トレをしたことがきっかけで、自分も筋トレを始めたといってもいいほどだ。

英語の勉強も彼の影響があった。自分が所属していた学部では、K君は英語できる方で、クラス分けでも上のクラスにいた。ただ、授業が気に入らないとかいう理由で授業にでなくなり単位を落とすところが彼のまた面白いところだ。英語は必修なので、再履修しなければならないのに。

K君は、20歳を超えても、一年中半袖という変わりぶりだった。自分も影響されて短パンで一年中過ごしてみようとしたが、風邪ひきそうなのと周りの目が冷めていたことに怖気づき、長袖長ズボンにした。それでも12か1月くらいまでは短パンで過ごした。

K君は、出席する授業は一番前で参加していた。周りの同級生たちで、わざわざ教室の前にきて授業を聞く学生はほとんどいなかった。K君に影響され、自分も一番前で授業に参加するようになった。

運動して、英語の勉強して、と大学の勉強がなおざりになるかと思ったら、何もしていないころ(学部1年生や2年生)に比べたら成績が上がった。運動のおかげか、はたまた常に一番前で授業を受けてたおかげか。前までは運動のおかげで学業成績が上がったと感じていたが、今となってはよく分からない。

そんなK君と学校生活を過ごすことが多くなった。朝起きて、10kmほど走り、学校に行き授業を受ける。授業がおわればK君と筋トレをする。筋トレが終われば、学校の図書館で閉館するまで英語の勉強をした。移動の電車、歩いている時、耳が空いてれば英語を聞くようにしていた。

大学院進学を決意

そんな中で受けたTOEICテスト。初めて700点を超えた。大学院受験では、TOEICを英語試験の代わりとして提出することができる。調べてみると、TOEIC700点は、英語専門の専攻とかでなければ、入試で有利であることが分かった。

機械工学部に属していた自分だったが、大学院では専攻を変え、憧れの運動と脳機能に関するを勉強したかった。でも、入試を受けるとなると、自分の専門外の分野も勉強しなければならない。それでも、運動と脳機能の勉強をしたかった。周りの同級生が就職か同じ学部の院進学を選ぶなか、他大学の大学院入試を受けることにした。

英語の勉強で、運動と脳機能への道が開けた。ダメだったら、諦めよう。どうせダメでも挑戦だけはしてみよう。挑戦しなければ、何も変わらない。そう考え、これから大学院受験の勉強も同時に始めた。大学3年生の後期日程が終わり春休みに入った。春休みにはまた運動と勉強する日々が始まった。