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私の思考の癖

運転中、自分の思考の癖にふっと気づくタイミングがあった。 


「なんでこんなところに駐車してるの💢あり得ない💢」

こんなイラッとした反応が起きた後、ふと気づきが降りてきた。



「あぁ、これ、私の思考の癖だ。

   ありのままを見ない、受け止めない」



そう感じた瞬間だった。



あるものをあると認めない。

ないものをないと認めない。

こうあるべきがあり、

そうあらないことへの抵抗が起きる。



あるもの=あり得ない場所に駐車していること。

こうあるべき=こんなところに車を止めるべきじゃない

車が停まっている事実を受け入れず、抵抗を起こす。

抵抗=怒り?みたいな。


これ、私の思考グセ。

私の人生パターン。


例えば仕事で、連絡したのに反応がない時。

私の思考は反応がないことを受け入れない。

「反応するべきだろ!」と抵抗を続ける。



事実は「反応がない」のだ。

その事実を受け入れたくないのだ。

でも、反応はないのだ笑


なぜ事実を受け入れないのか?

今や単なる思考の習慣なんだけど、恐らく幼い頃についた癖。


事実を受け入れることで感じたくない感情を感じてしまうから、


事実を受け入れず、こうあるべきだを求めて続けているループを回す。


だからまず、事実を受け入れる。

事実を受け入れ、そのときの感情を感じる。

そして事実に対してどうしたいかを自分で決める。自分が選択する。



事実=あり得ないと感じる場所に車がとまっている。

感情=スムーズに通れるか不安。

選択=落ち着いて通る。無理しない。



事実=連絡への反応がない。

感情=不安、悲しみ。

選択=連絡する順番を変更する。



運転中にふと気づきがくるなんて、思わなかったなぁ。

ありがたい。


追記:
思い出した話がある。以前受けた講座の中で聴いた話。

現実を受け入れられない時は怒りとなり、
現実を受け入れ始めたとき、初めて悲しみを感じ、涙がぽろぽろ泣き始めたという話。


目の前の現実を受けとめたくなくて、認めたくなくて。
認めてしまうと、「ない」ことを実感してしまい、悲しくて悲しくて悲しくてたまらなくなる。

でも人は悲しみを感じ切ると、そこからまた強さや何かがうまれるのだろう。

事実を現実をひとつひとつ受け入れていこう。







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