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バルセロナ滞在その7

翌日最初に訪問したのは、宿泊ホテルから歩いて15分ほど歩いて行けた場所にあるガウディ建築の1つであるカサ・ミラ(Casa Milà)であった。バルセロナのグラシア通り (Passeig de Gràcia) にある建築物で、アントニ・ガウディが54歳の時に設計し、1906年から1910年にかけて実業家のペレ・ミラとその妻ルゼー・セギモンの邸宅として建設された建造物である。直線部分のなく、溶岩の波や砂丘のような雰囲気を醸し出しており、建築物としては異様とも言える邸宅のスタイルである。全部で8部屋あり、当時は普通の住民の得られる月給の10倍もする家賃であったため、借り手がほとんどいなかったそうである。現在は、周辺の平均的な住居費に合わせて家賃が抑えられているとかで、4部屋が実際に貸されているそうで、実際に部屋を利用している住民がいるとは想像もつかなかった。

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