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西地中海クルーズ第1日目

今回、ロイヤルカリビアン西地中海クルーズ(1週間コース)には初めて乗船したが、本来昨年春に行く予定であったカリブ海のクルーズをコロナの影響もあってキャンセルし、そのクレジットを使って、一度も挑戦したことのない西地中海クルーズに行くことにした。出航元がスペインのバルセロナということもあり、私にとっては8年前に学会出張のついで立ち寄っており、2度目の訪問であったが、パートナーにとっては初めてのスペイン旅行でもあり、最初からこのクルーズ船での旅行にとても乗り気であった。我々は息子夫婦が住む米国のフロリダ州を訪問滞在した時に、マイアミから2度ロイヤルカリビアンのクルーズ船でのカリブ海での旅行に行った経験があるので、ある程度はクルーズ船ので旅行には慣れている。しかし、欧州では未経験で、同じロイヤルカリビアンの本クルーズ船(Symphony of the Seas)はマヨルカ島(スペイン)、マルセイユ(フランス)、ローマとナポリ(イタリア)を訪問するもので、魅力ある1週間のコースだったこともあり、とても楽しみにしていた。私にとってもローマ以外は初めての訪問先だったこともある。
 第一日目は、午前中朝、バルセロナ音楽堂を訪問して、その豪華な施設に感動をしたが、息子夫婦たちと一緒に宿泊していたホテルを12時前にチェックアウトし、スーツケースが4つもあるので、息子がUberで呼んでくれたやや大型のタクシーで、バルセロナ港のクルーズ船出発デッキへ向かった。途中、道路工事中のため、タクシー・ドライバーは迂回する必要が生じたが、問題なくクルーズ船(Symphony of the Seas)の指定されたチェックイン・タイム(12時半〜13時)に到着し、スーツケースを預けて、スムーズに我々は14階の部屋、息子夫婦は9階の部屋に落ち着き、バックパックなどの荷物を置いて、 WindJammerという16階にある食べ放題のカフェテリアで昼食を食べに上がった。バルセロナ音楽堂へ行く前に途中で見つけた美味しそうな手作りパン屋&カフェで朝食(パン数種類をシェアやコーヒー)を食べてはいたが、結構午前中に歩き回ったこともあり、お腹が空いていた。その結果、メインとフルーツなどお腹一杯食べてしまった。食事後、部屋に戻ってみると、スーツケースが部屋の前に置かれていたので、すぐにスーツケースを開けて、荷物を整理し、夕方までインターネットに繋げて、それぞれに作業をしたり、テレビをつけて、BBC NewsやCNN などの英語放送を視聴して、しばしリラックスした。午後6時に出港したが、スムーズに動き出すので、晴天で穏やかなこともあってか地中海上を移動していることを感じさせなく、全く違和感はなかった。6時に予約しているメイン・ダイニング(3階〜5階)での夕食は、毎晩3階の同じテーブルで食事をすることとなるが、初日はWelcome Dinnerのメニュー(前菜、メイン、デザート)を楽しんだ。テーブル担当のインド系の背が高い痩せ型の主ウエイターは、当然英語も堪能で食事内容を含めて親切に色々と情報提供をしてくれ、親しみやすい人柄であることがわかった。色は少し船内最上階を歩いて、地中海でのサンセットを見たり、風を感じながら、あちこち歩いて散策した後、各自の部屋に戻って休んだ。部屋の担当のスタッフと話す機会もあり、彼女はインドネシア人でとてもフレンドリーで、質問にも的確に答えてくれ、その後若干問題が生じたトイレのボタンへの対応にも迅速に対応してくれた。このクルーズ船は94%ぐらいの乗船率だったようで、約6,400人の乗客と約2,500人の乗務員がいる大型クルーズ船の一つで、全員が乗り込んだ後は船内どこも賑わっていた。<続く>

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