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西地中海クルーズ第6日目

イタリアで3番目に訪問したのがカプリ島、ソレント、ポンペイである。これもクルーズ船から単独で行くには大半だったので、ロイヤルカリビアンが提供するオプショナルツアーとしてのガイド付きバスツアー(Capri, Sorrento & Pompei by Land and Sea)を予約しておいた。ナポリ港についてからシャトルバスでフェリー乗り場へ移動し、ガイドがすでに予約チケットを用意してくれたので、フェリーでカプリ島へ。30分くらいの乗船時間だっただろうか。カプリ島に着くと、ケーブルカーのチケットを渡され、指定時間のケーブルカーに乗り、眺望の良い山の上に。写真はケーブルカーを降りた場所近くから撮影したもの。青の洞窟には行く時間がなかったが、見下ろした海の崖の間の海水の色はまさしく青色の美しいものだった。歩いて散策していると、途中に地元で有名なレモンを使ったジュースやアイスクリームが食べられる場所があり、喉も乾き、レモン・ジュースをとても美味しく飲めた。また、さらに降りた街中にあったジェラート屋でもアイスクリームも食べて満足感いっぱいであった。
 ケーブルカーを再度使っており、再びフェリーでソレントへ向かった。ソレントに着くと、サン・アントニオ聖堂(Basilica di Saint Antonino)を訪問。ここも外国からの観光客で溢れかえっていた。ランチを食べた地元では老舗のレストランへバスで移動し、ガイドが連れて行ってくれたが、じゃがいも料理と豚料理が中心で、デザートも残念ながらあまり美味しくなかった。
 昼食後はローマ帝国時代の79年、ヴェスヴィオ火山の噴火で埋もれたポンペイ遺跡へバスで移動し、駐車場からかなり離れた遺跡まで歩いて行った。膨大な市が火山の噴火によって消滅してしまったという遺跡なので、歩き回ってみるのも一苦労だったが、その当時の生活習慣が垣間見え、寝ていたまま埋もれ、ミイラとなった展示品もあり、なんとも悲しいい自然災害の跡である。ここも観光客が多勢いて、どこへ行くにも混んでいた。
 ポンペイ遺跡を後にして、バスでクルーズ船に午後6時過ぎに戻って、夕食を食べ、シャワーを浴びて、夜のイベント(二度目の異なるテーマのアイスショー)を楽しんだ。<続く>


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