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ルアーフィッシングと山田うどん

他愛もないこと徒然なるままにしたためていこうと思います。
先日妻の実家に泊まった時、明日休みだからどっか行くなら付き合うとお義父さんから言われ、前々から話題に上がっていた釣りに行くことになった。
そもそも私は釣りをやったことがない(子供の時分、親に連れられて屋形船でワカサギか何か釣ったのはノーカウント)わけで、ましてやルアーなんてテレビで観たことしかないレベル。ところが会社の先輩に部員を稼ぐために半ば強引に釣り部に勧誘されて、やってみればなんとかなるだろう精神で快諾した話をお義父さんにしたのがきっかけ。お義父さんは数年前に大病をして以来、激しい運動というか、長距離の遠出もあまりしない方が良い状態で、そんなわけでたくさんあった釣竿やルアーなど大量に処分するというつもりだったようだが、私の話を聞いて幾つか残してくれていた。
そんな前振りがあり、ちょうどいいタイミングで釣りへ行くことになった。
朝霞の方にある管理釣り場へ車を走らせ1時間程度で到着した。娘はチャイルドシートでぐっすりなもんだから妻は車で待機。日差しはあるが酷く風の強い日で釣り糸が煽られすぐに勝手に絡まるという事態が頻発しややイライラが溜まる。
それはさておき、初心者の私にとって、ルアーをくくりつけて、投げる瞬間に人差し指を放し、着水してすぐリールを巻く、この一連の流れがまぁむずい。手先は不器用ではないはずだがライン(釣り糸のことをラインって言うんだって思った)を結ぶのも慣れないし、イメージではいい感じにルアーを遠くに飛ばせてるが、実際はすごい手元で落ちてて、左手はすぐに動かないわで、もう散々…
しかし、管理釣り場だから魚は目の前にうようよ泳いでいる、こんなにいてなぜ釣れない?というくらいに。よくよくリールを巻きながらルアーと魚を見てみると、魚たちもめちゃくちゃルアーを見てるのがよく分かる。そして少しそれについてきて、ある所でくるっと頭を方向を変えていく、まるで、あ、これ違うわって言ってるみたいに。これがちょっと悔しい。魚に見透かされてる感。
あとはひたすら投げる巻くの繰り返し。暫くして割と近くまで巻いたところで、目の前で魚がルアーに食いついた!思わずおおっ!ってなってつい焦ってリールを巻いてしまった。充分に食ってなかったため簡単に逃してしまった。あー、悔しい。この、手元にぐっと引っ張られる感触をもっと堪能したかった。その後はルアー食いつき未遂が2回か3回あってあっという間に3時間経ってしまった。
まぁ最初はこんなもんだよと励まされ、山田うどんを食べて帰路についた。道具を借りたのでこれでリベンジGWにしたいと思う。釣果があればまた徒然なるままに認めようかな。

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