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36歳のエキナス第4回 情報がありすぎる時代だからこそ、本当に大切な情報を1冊にまとめて届けます

<前回までのあらすじ>

「まぁ、いろいろ世の中大変だったし、エキナスも大変だっし、走り続けてきたらなんか10月になってしまっているし、でも2020年のうちにきちんと言葉にしておこうね」ということで新創刊の話をします。

新創刊への問いは、「雑誌にできることはまだあるかい?」、そして2020年4月号はそのアンサーソングでした。

<前回までのあらすじおわり>

更新に時間がかかり、もう何の話をしていたか忘れた人も多いと思いますが、みなさんお元気にしていらっしゃいましたか?

4月号から変わったエキナスの変わった理由を、まわりくどくここまで話してきていたのですが、ここで一気にスパートをかけて本論にたどり着きます。緩急が大事!

「雑誌にできることはまだあるかい?」の問いを毎日毎日、問い続けた結果、答えは「ある」というものでした。そして、何ができるか、というとこれに尽きると決めました。

情報がありすぎる時代だからこそ、本当に大切な情報を1冊にまとめて届けます

このことについて4月号の巻頭に詳しく書いていますので、引用します。

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はい、結論はこれでした。

私たちは毎日、ほんとうに忙しいです。そんな忙しい中で、本当に必要な情報を集めるってけっこう大変じゃないですか? 

「情報を集める」のはインターネットの登場により、各段と簡単になりましたよね。便利なものは便利なので、うまく使ったほうがいいのは当然です。でも、あまりに情報の渦が巨大になり、そこから自分にとって必要なものを選ぶのは、なかなか時間と手間がかかることになっています。「手に入れた」と思った情報も、その正しさや、本当に必要なのかは、判別が難しいところがあると思います。

また、いろんなところから情報を得ても、それはぶつ切りの塊で、自分で「編集」しなければ、なかなか、「情報の意味するもののつながり」を意識できません。これって意外と結構なストレスになります。

だからこそ、改めて、「通底する編集部からの想いをのせて」「本当に必要な情報」を「1冊に編集」して届けよう、と思ったわけです。でも、これってもしかしたら、「雑誌」というメディアの初心にかえる、ということかもしれません。

私たちは考え続けています。さまざまな方の声に耳を傾けながら。これまで受け継がれてきたものを受け止めながら。どんなものがこれから必要になるのか、今まさに必要なのはなにか、どんなものがあったら便利なのか、逆にどんなものは優先度が低いのかーーーそのなかで毎月、「いま必要なもの」「これから必要なもの」を届けます。それが、次の世代の読者につながるとも思っています。

それが新しいエキナスのめざしている姿なのでした。

本当は、無限列車編について熱く語りたい時期なのですが、今日はここまで。次回からは最新号を詳しく紹介したり、バックナンバーを詳しく紹介したり、無限列車編について詳しく紹介したりしようと思います。

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最新号(11月号)発売中!




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