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【内的キャリアのてがかり】お客さまに褒められるとしたら、どういう理由で褒められたいですか? あるいはなんについてですか? また、どのように褒められたいですか?

どのようなことにせよ、やはりお客様にお褒めの言葉をいただくというのは嬉しいものかと思います


あ、ちょっと寄り道しますが、ここでいうお客様というのは、いわゆる接客業や営業活動の中でのお客様も含まれますが、自分がサービスやアイデアなどを提供している人も含めて考えています
その人から直接お代をもらっていなくてもお客様的な相手先はありますからね
職場の同僚や関係する他部署の人もある意味ではお客様かと(「後工程はお客さま」というフレーズを掲げている生産現場も多いのでは?)
ボランティア活動などで出向いた先などで接する方もここでいうお客様に含まれていると考えてみてください


本線に戻ります
お褒めの言葉いただくことそれそのものも嬉しいのですけど、
「いや、そういうわけではないんだけどね」とか
「え~と、それは私にはあまり関係ないかな~」とか
「そこ、そこをとりあげますか~(な~んだ…)」とかということもあったりはしませんか
嬉しいのは嬉しいのですけど、ちょっと的を外しているというか
うれしさも中くらいなりおらが春、というか(それをいうなら「めでたさも」なんですけど)


たとえば、お客様から「これってなんとかなりませんかね」と問われて、色々と調べたり工夫したりした結果、ちょっとしたノウハウや、あるいは新しいテクニックを用いてなかなかうまい結果を出せるようになったときなんか、
「ありがとう、助かりますよ、すごいね~大変だったでしょう。え? このためにそんなに時間をかけてくれたの? うれしいなぁ…」
とその労をねぎらってくれて、思い入れをもってやってきたことをきちんと触れてくれていたりすると、こちらも嬉しくて「いやぁ、このお客さんのために、次も頑張っちゃおうかな」とか思ってしまう…という人もいれば
「そんな解決策があったんですか! すごいなぁ。その発想はなかったですよ。やっぱりこの件は専門家であるあなたじゃないとねぇ。もうちょっと詳しく教えてくれます? 今後の参考にしたいです」
とその内容の優れているところだとか、具体的にどのような違いがあるのかとかについて触れてくれていた方が、「そうそう、そうなんですよ。お客さん分かってますねぇ。よし次はもっと面白そうなことを提案しよ!」とか思ってしまう人もいるようなのです


もちろん、このほかにも「褒めてほしいポイント」「認めてほしいポイント」はいろいろとあります
で、おそらくそのポイント、というか「ツボ」をきちんと突いてくれていると充足感、満足感はより高まるわけです(貢献承認拳、みたいな?)


であれば、自分のそうしたポイントは知っておいた方がよいかと思います
そういう反応がもらえるように関わっていくということもありますが、
「あれ? 何この人。こんなに大変だったのに…」とかと肩透かしを食らったような気分になったときに、「あぁ、この人が褒めよう、認めようとしているところと、自分のツボが違っているんだな」と納得することもできますし、自分で自分を褒めて上げることもできます


お客様、と言うことで話はスタートしていますが、これって上司-部下の間の話でもあります
特に上司、リーダー、先輩に当たる方、部下、メンバー、後輩の「ツボ」は知っておいた方がよいですよ
妙なツボ押すと、逆効果になってしまいますからね


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