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言語が違うと時間に対する感覚が変わる

日本語で「前回・次回」というと、時間が水平方向に進んでいるイメージなのに対し、中国語で同じ意味で「上次・下次」というと川の上流から下流に時間が流れていくイメージになる。中国では、時間が進むものではなく下っていく感覚なのだ。なんか焦るw。

一方、「年下」と表現する日本語、これは無意識の上下関係を意識してしまう。中国語では「年軽」、つまり年齢は上下関係よりも重さなんだ。僕より「年齢が下」なのではなく僕より「年齢が軽い」。これはより精神性を見るからかなぁ、体形に関わらずw。

日本語では「これくらい」というと、なんとなく面積的な広がりを感じるんだけど、中国語では「左右」と水平方向に直線的なイメージ。これを時間に使うと、日本語で〇時「前後」っていうと前後方向の動きになるけど中国語では〇時「左右」っていうと左右方向の動きになって追いかけられるイメージは減退するw。

全て脳内にイメージされる時系列の話なんだけど、この脳内イメージの違いは使う言語と単語によって変わり、文化や社会構造の違いに通じているじゃないかなーと。

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