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いいな!と思った風景を撮る方法

久しぶりに写真の話ができて嬉しいです!
日曜日だからかなあ・・

以前に似たような話を書いたことがありますが、その時はちょっと分かりにくいアピールだったかもしれないので、今回は順を追って解説しようと思います。

いいな!と思う瞬間

何気に散歩しているときや、観光地に行って歩いているときなど、

「お!😲」「なに!😲」「いー感じ!😊」

大阪のお姉ちゃん風に言うと「なんなん??」「ちょっとー!」
っていう風に、風景がいい感じに見えるときって、ありますよね。
そのときに、どうやったらその風景を撮れるかについて説明します。

ちなみに、どうやったら撮れるか、という話であって、上手くとかカッコよくとかいう話ではありません。
あくまで自分が感じたものを写し撮るためのテクニックです。

撮影方法

ここから順を追って説明します。簡単です。

1. 歩く

まずは歩きます。べつにランニングでもいいけど。
自転車でも・・まあいいかな。
バイクやクルマはいろいろと見逃してしまうから、あまりおすすめしません。

2. 見つける

見つけるというのは、その人のセンスなんですよね。
何かを見て「おもしろい!」と思える人はセンスがあります。
思えない人はセンスがありません。

3. 立ち止まる

この解説のキモはこの辺りからです。
いいな!と思った瞬間に、立ち止まらなければなりません。
通り過ぎた!と思ったら、いいな!と思った位置まで引き返します。

4. 見渡す

立ち止まった位置から動かないようにして、その周辺を見ます。
自分は一体、何を見て「いいな!」と思ったのかを少しだけ考えます。
ひたすら考えると分からなくなってしまうから、少しだけです。

先の方のどこかの1ポイントが気になったのか、景色全体が良かったのか、何かと何かの対比が面白いと思ったのか、そういうことだけを認識します。

5. フレーミングする(構図)

ここでカメラを覗きます。スマホではカメラにしてモニタを見ます。
自分が「いいな!」と思った対象に向けて、フレーミングをするわけですが、大切なのは「範囲」です。
その辺りを、どこまでフレームに入れるのか。

6. ズームする

範囲を調整しなければなりませんが、その際にはズームを使います。
カメラで単焦点レンズを付けている人には、それができませんから、今回の話の対象外になります。

なぜかというと、単焦点レンズだと、ちょうどいい範囲に収めるために移動しないといけないのですね。
移動すると、最初に「いいな!」と思った場所から離れてしまうのです。
それがいけないのです。
すべてのレイアウトが変わってしまって、最初の感動は無くなります。

カメラを構えたときに「入らない!!!」と思うことがあります。
撮りたい範囲がフレームに収まりきらないという意味ですね。

最近僕が手に入れた Pixel 6a で Google カメラを使った場合、構えるとズームは標準(1倍)で、そこから 2倍と0.6倍にワンタップで切り替えられるのです。
だから「入らない!!!」と思った場合は 0.6倍をタップすれば、ほぼなんでも入ります。
そこからズームを調整して、ちょうどいい範囲になるようにします。

もし、ズームを一番広い状態にしても入らない場合は、仕方がないので自分が少しバックします。このときだけ、移動しても構いません(笑)

7. あるいは縦横比を変える

画面の縦横比は、カメラだと標準が4:3とか3:2、スマホだと16:9か4:3だと思いますが、他にもいろんな縦横比(アスペクト比)が選べるものがあります。
標準の縦横比で構えたときに、うまく馴染まなければ変更してちょうどうまく「いいな!」と思ったものが入るようにしましょう。

8. シャッターボタンを押す

最近のインテリジェントなスマホだと、明るさ調整をしなくてもいい感じの明るさになっています。
そうじゃないスマホや、そうじゃないカメラの場合は、明るさや、露出を調整してちょうどいい感じの明るさにします。
そしてシャッターボタンを押します。

まとめ

以上で、いいな!と思った風景は撮れるはずです。
大事なことは、最初に「いいな!」と感じたイメージを崩さないことですね。

スマホのない昔からカメラをやってる人や、ズームレンズが嫌いな人は、ついつい「単焦点で動けばいいじゃないか」「寄れよ!」みたいに思うと思いますが、そうして最初の位置から動いてしまうと、景色って、変わってしまうのですね。
それが良くないからズームの利用をおすすめしています。

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