ナガスパに行ってきた話

今回はその感想。

乗ったもの
・スチールドラゴン
・ワイルドマウス
・バイキング
・白鯨
・(名称不明)回るブランコ
・アクロバット
・木の「ジェットコースター」

断ったもの
・嵐
・(名称不明)打ち上げられるやつ
・シャトルループ

自分の絶叫耐性

 アトラクションの中には、周りが乗っているにもかかわらず乗るのを断って見学したアトラクションがいくつかある。ここから、自分が拒否反応を示すアトラクションの傾向がわかってきた。

・極端な急加速をしないこと
・日常で経験している動きの延長線上であること

 この基準には、僕の絶叫系への適応方法と関わりがあるように思う。僕はジェットコースターに乗るときには、最初に急落下でおおよその加速度を把握することでそれ以降の揺さぶりを楽しむ。なので、最初の動きの最中にそれ以降の体験をある程度想定できる必要があるのだ。そのため、最初があまりにも急加速なアトラクションは乗ること自体が怖いと感じる。また、動きが全く想定できないようなアトラクションや、後述する「嵐」など人間離れした動きをするアトラクションにも抵抗がある。
 逆に、そうでなければある程度極端な加速度(スチールドラゴンなど)でも乗ろうとは思えた。怖かった。

アトラクションの機構について

 今回一緒に行ったメンバーは会社の同期達だ。一応メーカーでメンバーの半分は技術職なので、アトラクションを見ていると自然と技術的な話になる。
 普通のジェットコースターは単なる「位置エネルギーの恐怖への変換」なのであまり考えることはなかった。それに対して、下からスタートして初速がとても速いアトラクションはどうやってあの初速を与えているのかと疑問に思った。
 名前が分からないが「打ちあがるやつ」は、ポールの周囲に椅子が外向きに固定されていて、凄い勢いでポールに沿って打ちあがる。音と動きを聞いていると圧縮空気で打ち上げているようだった。
 「シャトルループ」というジェットコースターは、最低位置から突然スタートして、初速のみで2回宙返りをする意味の分からないアトラクションだ。こちらについては、カタパルト的な機構とリニアモーターカーのような電磁気的な加速を併用しているのではと考察している。
 ともかく、どのアトラクションもうまく作られていると思った。

意味の分からない動きを考える人がいる

 「嵐」というアトラクションがある。動きは言葉で表現するのが難しいので諦めて省略する。動きだけでも十分意味が分からないのだが、他にも面白いと思ったことが2つある。
 1つは、乗客の体重や重心によってどうやら動きが異なるらしいということだ。なので、誰と乗るかによって異なる体験になりうる。
 もう1つは、2人組が2組で向かい合って乗るという構造だ。2組は大まかには左右対称の動きをするので、アトラクション中もお互いの顔が見える瞬間がある。その上でコースもカーブ数が左右対称になるようになっている。
 「恐怖を楽しませる」ために考えてこれを思いついた人は、一体何を食べているのかと思う。ジェットコースターも一応時間の芸術なのでそのコンポーザーはドSだと思ったが、ちょっとその比ではないなと思う。

楽しかったです

 が、まあしばらくは行かない気がします。



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