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ディープで謎めいた街 秋葉原

秋葉原という地名の由来

秋葉原ってどんな街?
そんなこと聞かれても。。困ってしまいますね。この街、ディープで謎めいていますから。

ディープで謎めいた街「秋葉原」。
まずは「秋葉原」という地名の由来について調べてみました。

江戸は大変火事が多い町でした。大きな原因は江戸の発展に伴い、高い密度で木造建築物が立ち並んでいたそうです。

江戸時代が終わり、明治となっても、江戸の街並みはそう急には変わらず、依然として木造の建物が密集していました。

そして、明治に入ってすぐに、東京に大火災がおこりました。この大火災がきっかけとなり、火災延焼をふせぐための火除地(原っぱ、空き地)が、現在の秋葉原の地に作られました。

この火除地に、英照皇太后(明治天皇御母)の発案で、皇居内の紅葉山より火防の神である火産霊大神、水波能売神、埴山比売神の三神を祀った社が作られました。

実は、火防信仰で有名であった「秋葉大権現」が祀られていると勘違いした当時の人々が、この地を、秋葉大権現の原っぱ、「秋葉っ原」と呼んだことが定着してしまい、現在の秋葉原という地名が生まれたそうです。

秋葉原にあった社は、やがて秋葉社と呼ばれるようになり、秋葉原の地に明治21年まで存在していました。

その後、鉄道駅(秋葉原駅)建設に伴い、現在の東京都台東区松が谷の地に遷宮されました。秋葉原の地名は今も残り、人々の信仰も秋葉神社という形で残り続けています。

東京都台東区松が谷にある「秋葉神社」。
※住所 東京都台東区松が谷三丁目10番7号 









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