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「ラジオ焼き」ってなに?

皆さんは「ラジオ焼き」をご存じでしょうか?


先日、どなたかが「たこ焼きは、ラジオ焼きから生まれた」と言っていました。
その時、「えっ??」といった気持ちが私の頭の中をよぎったのです。

そこで、今回、「ラジオ焼き」について、調べてみることにしました。

〈目次〉
1.ラジオ焼きとは?
2. 「たこ焼きと「ラジオ焼き」について
3. ラジオ焼きの発祥の地「会津屋」
4,. 参考: 会津屋の公式ホームページ

1.ラジオ焼きとは?
ラジオ焼きとは、丸い球状の形をした、たこ焼きのような見た目で、具材はたこの代わりに味噌味の牛すじ肉が入っている、いわゆる粉ものの食べ物だそうです。

ラジオ焼きが考案されたのは、明治時代から大正時代あたりといわれています。

当時、日本で電化製品の「ラジオ」は、高価であり、流行の最先端というイメージでした。

そこで、考案者は、牛すじ肉を入れたこの食べ物に対して、先進的なネーミングをつけたいと考えたらしく「ラジオ焼き」という名前になりました。当時は「ラヂオ焼き」と書かれていました。


2.「たこ焼き」と「ラジオ焼き」について
たこ焼きとラジオ焼きの違いは、具材が牛すじ肉かたこかということだけです。


作り方もラジオ焼きとたこ焼きは同じで、球状に焼けるように、丸くくぼんだ、おなじみの鉄板のなかに生地を入れ、具材を入れて焼くという工程です。

3.ラジオ焼きの発祥の地「会津屋」
ラジオ焼きの発祥といわれる「会津屋」は前述した遠藤留吉氏が昭和8年、大阪市の今里で子供向けの屋台から開業したお店です。

遠藤氏が福島県の会津出身であることから、お店の名称を「会津屋」にしたそうです。

ラジオ焼きは、現在も会津屋で食べることができるそうです。具材はすじこんにゃくで、生地は秘伝のしょう油ベースでできています。


4.参考: 会津屋の公式ホームページ


以上

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