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横山幸雄さんのショパン弾き振り 2024/04/28 

横山幸雄さんのショパン3曲弾き振り(with日フィル@東京芸術劇場)に。

弾き振りは昨年からの挑戦のようです。テクニカル的にすごく難しいショパンの曲弾きながら指揮もしちゃう。すごい。横山先生の思い描く世界そのままの音楽を奏でていらして、とても楽しそうでした。

アンコールのノクターンと子犬のワルツも絶品!さすがです。

朝から深夜まで弾き続ける演奏会でギネスに載ったりと、びっくりする挑戦をいろいろやられてきました。

今日は、オペラシティで「入魂のショパン」10:30-16:30までの長いコンサートをやられるようです。

https://ameblo.jp/happysingle/entry-12156358337.html

私、2016年に聴きに行ったようでした。(ブログって便利!牛田智大さんがプロフェッショナルの高校生特集で取り上げられていたことも書いていました。忘れてた。)横山さんのお話もあって、演奏を味わうだけでなく楽しかった。

今回は聴きに行けませんが、秋にベートーヴェンのがあるので、そちらは行けたらと思っています。

横山さんの指導はロジカルかつ温かく、好き。マスタークラスを動画で時々観ています。ショパンエチュードを小さな手の人がどうやって弾くのか、手の使い方をその通りやったら弾けるじゃないですか(ゆっくりだけど・・)!

横山さんは、ショパンコンクールで入賞された時の印象が強く残っています。

当時19歳の横山さん、子供の頃からピアノに集中されていたことを親御さんが話されています。そして、ファイナルのリハーサルで、ちょっとこだわりの強そうな指揮者だったのですが、「指揮者に合わせて弾く方が気持ちよく振って貰えるから」「(自分のテンポとは違うけれど)どうにでも弾けますから!」というこの自信。いいなあ!と思ったのでした。(1:10:00あたりからがファイナルリハーサル)

ちなみに、同じように入賞されたのが高橋多佳子さん。バックヤードにご主人である下田幸二先生らしき方が映っています。

50代の横山さんのテクニックは今も変わらず。そこに味が加わって芳醇なものとなっているように感じます。辻井伸行さんや務川慧悟さんも過去に指導されていますが、後進の指導もされながら、ご自身の挑戦も続けていかれることでしょうね。

芸術劇場の空間に大きな大きなドレス(?)が掲げられていました。

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