短編小説『蝶とショパン』

鈴子がショパンのワルツを弾いていると、窓辺の光の束がわずかに揺れた。カーテンをそよがせて、夏の風が吹いたのだ。それだけではない、風に乗ってひらひらと一羽の蝶が音楽室に迷いこんだ。鈴子はピアノを弾いていた両手の指の動きをとめた。

「こんにちは、アゲハ蝶さん」

 ショパンの残響のなかにアゲハ蝶は舞った。空気のかすかな振動をていねいに羽で受けとめて、それに全身をあずけたようなはかない舞姿だった。

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ひらがなエッセイ    #25  【の】

リピートワン設定にして狂ったように同じ曲を聴き続けるという行為は依存体質の象徴だよ、と友人に言われて、このままこの聴き方を続けて行けば果てには変質者になるより他は無い、と戦慄を覚えて、そのような聴き方は辞める!  と決めたのだけれども、性格なのか何なのか中々どうして辞めれずに、同じ曲をイヤホンで垂れ流す事に安堵感を覚えているのが、嘘偽り無く私の日常である。こんにちは依存体質な私です。宜しく。

 

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この気持ちを表す言葉はまだこの世にないから、ありがとうとしか言えない
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はじまりのスキ

以前のように、一枚のCDアルバムを大切に執拗に聞くことが少なくなった。完全にデジタル化されて体積のなくなった音楽には傷がつかない。だから古いCDの傷は愛おしい。
今こうして手にしているスマホにも何百曲、何千曲のデータが詰め込まれている。飽きることないランダム再生。バロック音楽に厳粛な気持ちになった5分後には、SPEEDが流れてきてテンション上がって踊りたくなる。
(あれ、なんだろう? このInst

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人の狭間を埋め尽くすスキ、ありがとうございます!
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別れの曲

私からさよならを切り出して、とても傷ついたこともあるし、逆もあるのだけれども、どっちがいいのかなんてよく分からないな。私が別れを切り出そうと思っていて呼び出したのに、向こうから言ってくれた時は感謝しかなかった。本当にありがとう。今もどこかで元気にしていてくれたらと思います。

 思い出を振り返るのがとても辛くて気が狂いそうになるので、以前所有していたデジタルカメラは破棄してしまったし、画像データを

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世界の酒窓から~ウオッカ in ポーランド~

このタイトルシリーズ3回目になるんですけど、お酒の世界は限りなく深くて少しワインをとか日本酒をかじったぐらいではまだまだスタートラインにも立てていないなぁと思っている次第です。

そして今回は男2人ヨーロッパぶらり旅で見つけた最後のお酒。

「ウオッカ」

馬じゃないですよ。って馬のウオッカのほうが知名度低いですよね。
競馬ファンなら9割以上の方が知っていると思いますが。

それはそうと今回はスピ

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ありがとうございます!今日のラッキーワインは白!
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リサイタルまであと20日…!

タイトルの通り…
リサイタルまであと20日となりました。

精神的につらい時期がピークに達する頃です笑

今はあと○日しかない……と追い詰められながら練習してますが
そろそろあと○日でハッピーになる!と自分を励ましながらの練習に変わる予定です。笑

本番までの練習はとにかくツラく、
なぜリサイタルをすることにしてしまったのか考える日々を過ごしたり
どうしてこんなに苦しみながらピアノをやっているのか

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ノクターンが完成!
こじんまりと繰り返しがないノクターンにしました。
制作風景↓
https://www.pscp.tv/w/1lDGLrVwzOMxm

【ギター】エオリアンハープ【tab譜】

ショパンのとてもキレイな曲ですが、tab譜にするとどうなるのかやってみた。

やっぱりこうなる・・・。うん・・・。
なかなか難易度の高いタッピング曲な感じになっちゃう。
左手先行のタッピングに慣れてないと苦しいのと、このtab譜で練習してスピード的になんとかなるのかちょっとアレ。
最後まで最初の4小節みたいなパターンなら良かったんですけどね~。
ただ、タッピングが好きな人だったり、フレーズを作るの

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note始めました。

今まで気になっていたnote。ついに始めました。しかし、何を書こうか迷っています。

とりあえず、好きなことから書いていきます。

私の趣味は4つあります。旅行・ドライブ・ピアノ・映画です。

まず、旅行が好きです。その中でも、海外一人旅が好きです。今までたくさんの国へ行きましたが、特に気に入った国はトルコ・ポーランド・ロシアです。

トルコはとにかく食事とカッパドキア。この2つが大好きです。カッ

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NHK-FM「ウィークエンドサンシャイン」出演記念プレイリスト曲目詳細

5/25放送のピーター・バラカンさんのラジオ番組「ウィークエンドサンシャイン」。わたくしオラシオがゲスト出演した「ポーランドの音楽」特集でしたが、すごく良い反響があり、さすがNHK全国放送、さすがバラカンさんだなあと改めて驚いているところです。

来月来日するヤヌシュ・プルシノフスキが音頭をとってリヴァイヴァルしている伝統の「農村マズルカ」、さらにそこからショパンなどのクラシック作品を経て生まれた

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