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2024/4/2政治家の資質についての私見

清廉潔白を求めるなんて理想は、理想ではなくただの妄想だと思います。
政治家だって同じ人間。
汚くズルい一面は当然持っています。
ただそれを政治家の立場で得た権力を自己のチカラと勘違いして私腹を肥やすために使ったり、人を見下す発言をするのは違います。
そうなりそうな時にその弱く汚い行動を自律できるのが大人の資質です、大した事じゃないです、普通の大人の資質です。

想像しやすいのは政治家、それも首長をはじめ、議員、大臣なんて言うのは言動が取り上げられますから功績も失敗も知られやすいですね。

お金にだらしなく、私腹を肥やす議員が並べる美辞麗句にまみれた社会保障や福祉のために爪に火を点す生活の家計から更に数百円払うのは、無理じゃなくても心情が許しません。金に汚い税金も誤魔化すヤツに偉そうにされるのを黙って許すほど牙を抜かれた生き物になりたくありません。
失言を開き直って正当化するのにも賛同できません。
言論の自由、最低限の常識やルールは分かっている前提での発言だと言われても公人としての資質はいつ問えばいいのでしょうか。
世界的な物価高騰で誰かに責任があるとは言えないのかもしれませんが、数百円の税金を追加徴収するくらいなら、まず何千億円の予算をそっちに回した後に余力があれば万博でもオリンピックでもやればいいじゃないですか。給料の高い大手代理店を儲けさせるために我々から数百円、国から数千億円を払うだけの体力は今の日本にはありません。

失言を繰り返した挙句に突然の辞任発言。
真意はどこにあるか分かりませんが、本当に問題が多いなら辞任させて適任者を選ぶべきですし、老害と片付けるほど語彙力が乏しい訳ではないと思っていますが、利害を天秤にかけて害に傾くようなら不適任です。

こんな事も分からない利権にしがみつく古狸議員と若き市長の対立構造ももう3年で市長の任期満了です。名誉と不名誉の両方で名をあげ、どちらの誉れも市民への称賛と哀れみの眼差しです。市長の発言が100%正しいとすると地方紙の報道姿勢にも問題があります。正しく反論できない情けなさ、報道機関としての矜持はそれほど軽薄で薄っぺらいものだったのかと情けなく思います。と同時に自分の地元でなくてよかったと胸をなでおろすところです。

自分では何もできないのに人の事を批判するのは卑怯です。
言うのは簡単ですが、「だったらお前がやってみろ」と言われてもやれないので謝る姿が目に浮かびます。市民、国民は選挙で代表者を選び、税金を託すのですから正しく執行されているかを知るべきであり、要望があれば声を上げるべきです。これが政治への参加だと思います。
選挙にも行かず、税金もまともに払わず、おかしな事にも無関心な人は政治への参加を放棄しているのだと思います。

声を上げて政治に参加しよう。
政治に参加しなくても安心して任せられる国や街を作ろう。
これが正しい姿ではないかと思うえぞひぐまでした。