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【#えぞ財団】連載企画「#この人、エーゾ」㉙プロスキーヤー・井山敬介さん~スキーをやってて一番嬉しい事は人との出会い。皆さん北海道を楽しみましょう!~

もがきながらも新たなチャレンジをしているひとを紹介する「この人、エーゾ」。今回ご紹介するのは、井山敬介さん。子どものころからスキーをはじめ、高校生で夢だったW杯に出場。その後技術選に転向し、優勝も含め活躍中。現在は”雪育”や”スポーツ普及”にも注力しています。

井山敬介:プロスキーヤー。1978年富良野市出身。札幌第一高校在学中からナショナルチームに入る。1996年には米国の回転競技にてFISワールドカップに出場。2000年より技術選に参加、07、08年14年に優勝。雪の魅力を伝える出前授業を開いたりメディアにてスノースポーツの振興にも注力。趣味は、ゴルフ。

地元富良野で幼少期からスキー漬け、小5でミズノがスポンサーに!W杯出場が夢

家族親戚一同スキーが大好きで、いとこ達もやっていたので自然と冬やスキーをやっていて、3歳からスキーを始めた井山さん。小学校一年生になるころには地元のアルペン少年団に所属し、おじいちゃんやお父さんが親戚の各家を車で回り子どもたちを乗せ、自宅からは車で10分ほどの距離にある富良野スキー場に行く日々で、冬は本当に毎日滑っていました。「はじめはスキーに行くのが寒くて嫌だったのを覚えてます。毎日行かなきゃダメな雰囲気だから行っていた感じです(笑)小学校1年生の時に、富良野でW杯をやっていて、見に連れて行ってもらって、大会はもちろん、練習も見て、気づいたら名も知らない選手たちのサインでスキーウェアがいっぱいになってました。選手を生で見て『マジでかっこいい!』と思い、W杯終わりには自分でW杯と同じコースを滑り、ガッツポーズのタイミングまで”完コピ”するほどスキーにのめりこんでいました。この時に絶対W杯に出てやると思いましたし、強い憧れが芽生えましたね」
小学校5年生にはミズノがスポンサーがつくまでに台頭し、スキーにさらに没頭した井山さんは、その後小学校でも他を圧倒するほどの成長をし、中学校も全国大会には出場し、上位にいました。中学校3年生の時は、中体連がメインというよりは、大人も含めた日本のランキング上位のみが出場でき、世界大会につながるFISポイントを獲得することができる大会に出場していました。

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