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誰も見向きもしない「どんぐり」を見つけてくるのがライター

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書くことがない
という相談をよく受ける。

毎日どこかへ出かけるわけでもない。
家にいるだけでは何も起こらない。
毎日、似たような日々。
よって、書くネタがない。

インタビュー原稿もブログもそうだが、
書くべきことが、勝手にあちらから
やってくるわけではない。

こちらから、見つけにいかないといけない。

書くことがないという人は
見つけられていないだけ。

そういう人は文章を書く練習をする前に
まず「見つける目」を養うといいんじゃないかなと思う。

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子どもが2~3歳くらいの頃
公園に行ってどんぐりを見つけると
大喜びで拾い集めていた。

たくさん拾って帰り、
大事そうに箱にしまう。

私には何の役にも立たない(ように思える)
「どんぐり」が子どもにとっては、嬉しい宝物なのである。

それが分かってから、
どんぐりを見つけると
私まで嬉しくなった。

どんぐりを意識するようになると
実は「いろんなところに落ちてるな」
と気づくようにもなった。

今まで目に入らなかったものが
ここにもある!あそこにもある!
と気付くと世界が一変した。

気づかなかったことに
気づけるようになる感覚。

書くときには、そういう感性
「見つける目」が大事なんじゃないかなと思う。

「書くことがない」と言う人の世界にも
きっとどんぐりはたくさん落ちているはず。

今はつまらない、取るに足らないものと思って
視界には入っていないかもしれない。

それをいち早く見つける感性。

まわりの人はまだ気がついていない
世界の魅力に気づくこと。

とくに、人物インタビューでは
そんな本人すらも「魅力」と気づいていないことを
探し出すことが肝となる。

「あなた、それただのどんぐりだと思っているでしょ。
そのどんぐり、持ってるって
本当はものすごいことなんですよ!
宝なんですよ!」と気づけるライター。

それができるだけで
もう良質のインタビュー記事が
書けると確定したようなものだ。

誰も見向きもしない「どんぐり」を
見つけてくるのがライター。

友だちに稀人(まれびと)ハンターと名乗る
ライター・川内イオくんがいる。

稀人とは「世界を明るく照らす稀な人」を指すそうだ。

イオくんの仕事は、素晴らしく光を放っている人を見つけること。埋もれた稀人たちを世に放つのが稀人ハンターだと定義している。

ライターとはつまりそういうこと。

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