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十九回目の命日に思う

真っ青な空にたくさんの赤とんぼが気持ちよさそうに飛んでいた
その風景を私は病室の窓から眺めていました

娘の最期が近づくにつれ
悲しみと、罪悪感と、無力感と、孤独でいっぱいだった

あの日から19年が過ぎ去り
今日は仲間に泣きながら話を聞いてもらっていた

相変わらず、娘がいない寂しさで
いっぱい泣ける

でも、そこには温かい存在があり
孤独感はない

罪悪感と無力感は
持たされたものだと気がつき
むしろ、何の役にも立たないと感じて手放した

過去は変えられないというけれど
解釈は変えられる
そして、未来はいつでも新しいのだと思う


最後まで読んでくださって、ありがとうございます。またの訪問をお待ちしています : )