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KIKIAU KOTONO ENERUGII #52

      掻き立てられる想像


今のご時世、いつ誰がコロナになってもおかしくはない
しかし、毎度毎度のニュースでの感染者報告は
時に、想像力を刺激されることがある。

先日、息子の中学校の職員がコロナに罹患したとの
一斉メールが送られてきた。

「誰だろうね」
「うん、濃厚接触者には連絡済みって書いてるね」

「〇〇先生かな〜、だってさ
体育館で部活してるし」
「いや、年齢がいってる〇〇かな」

なんの根拠もないけれど
与えられた情報が少なすぎるから
どんどん、想像力が膨らんでいく

いくら話しても、スッキリしないから
想像が止まらなくなっていた。

コロナ関連ニュースに年齢がバッチリ載っていた。
それを見た途端に、私たちの想像力は終わってしまった。

ある程度、目星が着いてしまったから。
想像する必要がなくなった。
嘘みたいに、話題にもならなくなった。

想像力を働かせるのは実に楽しい。
情報が有り余る現代で
想像を掻き立てられることって
そうそうないよね。

適材適所で想像できたらいいけれど
そんなに都合良くもないし
勝手に反応しちゃうんだよね。

だからと言って
決して面白がっている訳でもなくて
ただ、想像力を駆使していることが
楽しいだけなんです。

コロナに罹患した職員さん、早く完治しますように
心より、お祈りしています#。



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。またの訪問をお待ちしています : )