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2022.3.27 アルルカン live tour 2022「MONSTER」 at 新横浜NEW SIDE BEACH!!!

前日のアウトストアで奈緒さんが、セットリストがアルバム順になってきてことに対して
「みんなはこの順番でずっと聴いているしこれが一番しっくりくるよね」って話をしていて、
聴く側もそうだし、メンバーもこれだ!って決めた順番だから一番伝えやすいのかなって思って観ていた。

でもこの日は、その中でもいろいろと試行錯誤しているような印象があって、
アウトストアという名の反省会(笑)でたびたび話題になるエレジーで、暁さんが途中のフレーズをちょっとうろ覚えだけど 全てを捨てて お願いよ みたいな感じで歌っていて、女性目線に振り切った感じと切実な感じが出ていていいなーって思ったり。
横にいる來堵さんも毎回どう入るのかもはや楽しみになっているというTARANTULAでは、踊らないと死ぬ、生きて!っていう前に
「君たちがここで全部出せずにそれを抱えて帰るのかと思ったら、明日から生きていけないから!」みたいな感じで入ったり 笑。
MONSTERをこう伝えていくっていう方針が決まったからこそのスパイスみたいなものも、これからもっと増えていくのかなって楽しみになった。
そして今更だけど、私ずーっとTARANTULAの綴り間違って打ってたことに気付く。予測変換の罠。地味に今までのも全部直したわ…。

あと、この日、暁さんがMCでずっと、アルルカンとそれを観ている人のことを話してくれていた。
「いま俺たちの前に君たちがいるのは、俺たちがそれだけのことをやってきたからなんだと思う」
暁さんがずっと言ってきてるアルルカンから何も感じなかったら見限ってくれていいっていう気持ちも本当だし、
じゃあ逆にみんなが何でここにいるのかって思ったら、それはアルルカンから何か感じてることがあるからだって思った気持ちも本当で、
旗をたなびかせ 唄え
傷者アンチヒーロー
魂 燃やす音が 響き渡れば怖くないだろう
だからこそ 旗のもとに で、大きく旗を振っていく、もっとたくさんの人に何かを感じさせるっていう想いが感じられて良かったな。
そのあとの世界の終わりと夜明け前で暁さんが
「俺達は誰に言われたわけでもなく俺達のやりたいことをやってる。それで君が何かを感じるなら、それはアルルカンの俺たちのわがままだ」
みたいに言って
照らせよ 未来を
と歌っていたことにすごくハッとした。

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ライブの途中までは、何というか言葉にし切れなかった想いもあったのかなと感じたけれど、
だから感じる今がある
って暁さんが歌ったジレンマからの最後の4曲で、その言葉以上にアルルカンの音楽で、一気に想いがこちらに渡ってきた感じがすごく気持ちよかった。
ほんとライブってこれだから楽しい。

言葉にできないことを
言葉にできない想いを
行動にしようとすると どうしても
俺たちはその一歩が踏み出せない
でも どうか
悔んだ 日々を通り越して
折れたままではきっと
もう何一つ 許せないから

アンコールで「1曲やらせてください」ってガツンとやってくれたMONSTER
1曲目でやった時なかなかにガタついていたから演奏的にもう一度やりたいという意味もあったかもしれないけど、
MONSTERという曲が、アルバムが、生まれた意味みたいなものを感じられて、本当にかっこよかった。

暁さんが言ってたように、なんで自分がアルルカンのライブに行くかって
そこに何かを感じたからで、もっと言えば、
バンドをやっていて楽しいことも、苦しいことも、いろんなことを経て変わっていく、前に進んでいく姿を観ているのが面白いからなんだよなって改めて感じたさいたま、横浜の4日間でした。
(さいたまと横浜1日目の記事はツアーファイナルまでには書き残したい、という気持ち)

最後の最後にファイナルの先行はじまりましたねーって言って
「ツアーで待ってるぞ!!」
って言い放った暁さんの言葉が、今のアルルカンの一番の気持ちのように思えてとても良かった。
書いてて思い出したけど、前回の世界の終わりと夜明け前ツアーのリキッドのDVDもまだ観れてないんだった...今回のファイナルのリキッドまでには観よう。

次は長野!狂人の血が流れている身としても楽しみ 笑。


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