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修行僧がSun*に入社するそうです

創造をする側になりたい.そう憧れた学生生活を過ごした僕が最初のキャリアとして選ばせていただいたのがSun*です.

こんにちは!
4月からエンジニアとしてSun*に入社させていただく福田一之です!

僕は高専在学時から小説や漫画,アニメなど文化が垣間見えるモノが大好きで,情報学科に所属していたにも関わらず,一番熱心に受講していた授業は文化人類学でした.
3年生のときのニュージーランドへの留学で

表面的には日本とはあまり違いのない生活を送っているのに,どこか根本的なところで考え方などの文化に違いがある.なぜ違うのかは分からないけれども,やっぱり違和感があってニュージーランドの人々の文化を理解しきれていない気がする.

と感じたことから,
日本の文化のオリジナリティとはどこにあるのだろうか?
それはどのような形をしているのだろうか?
このような疑問を抱くなるようになりました.

日本に帰ってからずーっとモヤモヤしていた時に,知人の紹介で滋賀県長浜市の木之本町で地域の伝統産業を始めとする文化を深堀り,現代に合う形へとリデザインする方々を紹介してもらいました.
ちょうどインターンシップにも興味があり,
僕の疑問の答えも見つかるかも!
と思い,迷わず修行(インターン)をお願いしました.

そこでは地域の職人3人にインタビューをさせていただいて,それぞれの記事を書き,最後には地域の小学生の「地元の伝統産業を学ぶ」という授業の第1回目で教壇に立たせていただきました.

そこで出会った文化とそれを紡いできた職人の方々,それをリデザインして次の時代へと更に紡いでいこうとする方々.
彼らのような価値を創造する側の方々に魅せられ,
僕は「文化を創造をする側になりたい」と憧れるようになりました.

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大学に編入してからは情報工学も学びつつ,それを用いてどうやって新たな文化を創っていくのか.地方に残っているとっっっっても面白くて素敵な文化,歴史はどうやったら共感してもらえるのか.

そのための活動として石川県の白山麓という過疎地域で地方創成を行うプロジェクトに携わらせていただきました.
このプロジェクトは石川県の大学,様々な企業が協力して白山麓に新たな文化,価値を創造するためのプロジェクトです.

ここでは様々な活動をさせていただきましたが,特に力を入れていたのが,豊かな自然とテクノロジー,アートを掛け合わせたネイティックアートを用いて新たな文化圏を創造するプロジェクトです.

プロジェクトの運営や地域の方とのコミュニケーション,アーティストと協力しての作品作りなど,たくさんの楽しいことを行わせていただきました.
特にアーティストとの作品作りは,考え方が僕とはまったく違って「世の中には変で面白い考え方がたくさんあるなあ」という出来事しかなかったです.

これらの学生時代の活動で僕が最も強く感じたことは
「お金ではないモノの価値」です.
自然や文化,アートはお金になりにくいものだと思います.ですがそれらは最高に面白くて,ぼーっと生きていたら触れることのできない発見があり,確かに価値があります.それは簡単にお金に変換できるものではないと思います.

お金はとても大切です.プロジェクトを運営する立場になって痛感しました.なにをするのにもお金が必要で,それが無ければ生き残ることができません.
当たり前のことですが,費用を確保するために奔放する経験をさせていただいて更に強く感じました,

それでも,僕が人生を通じて行っていきたいことは生き延びるために必要なお金を稼ぐということではなく,生きるために必要な文化やアート,物語といった一見無くても生きてはいけるんだけど,それが無ければ心が死んでしまう価値を創造し続けていくことです.
(僕の言葉じゃなくて敬愛する歌人の穂村弘氏の言葉です...)

じゃあ,生きるために必要なモノ. 生き延びることと対比してとても不明瞭なその価値はどんなものなのか.その価値を創造するということはどのようなことなのか.そう自問自答する日々の中,出会ったのがSun*です.

Sun*に惹かれた理由

「誰もが価値創造に夢中になれる世界」
Sun*が掲げるビジョンが僕の考えと重なり,ここで働くことで,もっと自由に価値とは何か.価値を創造するということはどのようなことなのか.ということを考えることができ,自分なりの答えを見つけられるのではないのかと感じました.

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面接で特に印象に残っているのは「本質的な問題解決を行いたい」,「自分で自身をもって人に話せない仕事をするな」,「お金を追うだけじゃなくてミッションとかビジョンにフォーカスする」という言葉です.

人事の方,エンジニアの方,社長とお話をさせていただいたのですが,皆さんが一貫して同じようなマインドを持っていました.

社内勉強会の交流が活発であったり,手を挙げれば様々なプロジェクトに携わらせて頂けそうな雰囲気から,エンジニアとしてのスキルアップを.たとえエンジニアであってもビジネス側の経験もさせていただき,エンジニアスキルのみではなく企画やコンサルティングもできるように.
なにより「お金が唯一で最も大事なモノ」という価値観ではなく,自分たちが誇りを持ててミッションやビジョンに即した価値創造をという考えが,まさに「僕がやりたいことだ!!!」
そう感じました.

夢を語るだけなら誰でもできる.ここには夢を語り,行動をして,確実に理想とする未来に歩んでいける環境があると思い,Sun*への入社を決意しました.

現在までにお会いした役員の方々や人事の方々,同期と話して,僕の決断は誤っていなかったと感じています.
僕は特に同期とのコミュニケーションが多いのですが,今まで出会ったことがないニッチな趣味があったり,明確で面白い価値観があったりして期待感しかありません(笑)

さいごに

僕のエンジニアとしてのスキルは他の同期と比べると劣ると感じています.それでもSun*が僕を採用してくださったのは,価値観や想いがマッチしていたからだと思います.
そんな会社から社会人としての第一歩を踏み出し,これからの長い人生のスタートを切れることが楽しみで仕方がないし,幸せです.

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あまりエンジニアらしい話はできませんでしたが,この記事を読んで,少しでも僕たちの想いに共感し,共に働きたいと感じてくれる方々が増えてくれれば幸いです.
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!

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