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「進行管理」FM大関シニアマネージャー Vol.176

FMグループ社内報Vol.176【投稿者:大関シニアマネージャー】

毎日実践的な社内報でのコメントをちょうだいして、そうそう!そうだったと感じています。
また反面、わかってはいますが、やったつもりなのに・・・と考えて、まさかこの年になって、これほど教わることや、反省することが多くなってくるとは思っていなかったです。
あいさつや指示に気付き、結果を出してきた方々は、やはり意識の置き場所が違うのですね。

例えばみなさんは、前回の渡辺本部長のコメントを見てどのように感じましたか?私は読みながら、自分の持つ仕事の作業時間や作業工数をどのように把握して来たかな?と思い返してみました。

と、ここで思い出したのですが、30代でIT業界に来た方に仕事を依頼して、どの位で出来上がりますか?とお聞きしたら
「急ぎで仕上げます。」
「何時ぐらいですかね?」
「じゃあ1時間で」
「・・・え???物理的に無理じゃない?」
「気合でやります!」
「・・・あ・・・ありがとう」

1時間半後、
「その後、仕上がりはどうですか?」
「すみません・・・やっぱり、あと1時間かかりそうです。」

こんなマンガみたいなことがありました。

IT業界では、業務の内容をヒヤリングから始まります。
その後、業務フローを作成し、問題点や課題を明確化して顧客とすり合わせを行うのですが、これを要件定義と言います。
この要件定義の内容に沿ってシステムフローを作成し、その後個別の機能別にWBS(Work Breakdown Structure)を作成し作業の進行を管理します。

これはテスターレベル(PG3年ぐらい)の方まで、テストの進行管理のため作成・更新をさせられるので、繰り返しすることで作業の工数、自分の作業時間を予測できるようになります。
自分の関わる仕事で、何がどのくらいの時間でできるかを把握するのはとても大切です。

IT業界は、常に多くのメンバーで同時進行の作業が多くあるため、とても細かく行いますが、みなさんもご自身の業務フローを作成し、それぞれにかかる時間や課題を可視化してみてください。
慣れていない方がやるのですから、時間をかけても仕方ないので、大雑把なものでOKです。これで渡辺本部長にいきなり仕事をふられても、明確にお返事できますし報告もできますよね?!

え?私ですか?
あ・・・あれですか!いまやるところでした。
ではみなさん、もう一歩前に進みましょう。

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