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「求められるのは100%の意識」FM佐藤本部長 Vol.305

FMグループ社内報Vol.305【投稿者:佐藤本部長】

売買でも賃貸管理でも、仕事は複数の社員や他部署との協力で行うことが多くあります。その時にうまくいく大切なポイントがあります。

例えば、売買などで7対3で仕事を割り振った場合、どうしても人間ですから10のうち3割ったのだから3の分の仕事をして欲しいと考えがちです。
また、3もらった人も、残りの7は先輩が取るのだから、自分は3だけやればよいと考えがちです。
結果、契約がまとまらないと言う痛い結果になりかねません。

お客さまの立場からしたら常に100%(10)で仕事をして欲しいし、それが担当の二人のどちらにも望んでいることです。
対応する人により7だったり、3だったりの仕事ぶりをお客さまは望んでおりません。

賃貸管理(その他部署)で他部署と仕事を協力し合って進める場合、どちらかの部署がその仕事のメインの担当部署だとすると、どうしてもサポートする部署の担当者には、本来自分がやるべき仕事ではないとの思いが出てきます。
また、メイン部署の担当者にも、一部は他部署の担当者ががやるべきことなのだからと、自分が責任を持ってやると言う責任感が薄れてしまうことがあります。
結果としてオーナーさま、入居者さまに、お客さまにご迷惑をかけ、会社の信用を失うと言う誰も望まない結果となってしまいます。

では、どうすればいいでしょうか?

売買の場合、例え1の分けしかない契約でも、常に自分がすべて担当しているという自覚を持ち対応する。
誰かが助けてくれる、自分の分だけ仕事をすればよいなどどいう甘い考えは払拭し、すべて自分の仕事としてやり切ることです。
これは、分けが多い先輩社員にも言えます。
たとえ分けたとしても、自分がすべて担当していると言う当たり前の考えを忘れずに行うことです。

賃貸管理(その他部署)では、たとえ自分がメインの担当部署でなくても、自身が絡んだ仕事は自分の仕事だとの自覚を100%持つ、当然自分がメインの部署の場合は、なおさらその100%の意識を持って仕事をする。

クレームをもらったときの協力体制の時も、引継ぎの時の協力体制の時も、その考えを忘れずに行うことで良い結果につながります。
反対に、業務を協力する人の中に、他人任せで当事者意識が薄れた人が一人でもいれば、残念な結果にしかなりません。

他人任せにしない、嫌なことから逃げない、どんな仕事をこなす上でも決して忘れてはならない大切なポイントです。


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