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「利他の心」笹谷部長 Vol.327

FMグループ社内報Vol.327【投稿者:笹谷部長】

経営の神様と言われた稲盛和夫氏が一昨年、逝去されました。

ご存じの方も多いかと思いますが、稲盛氏は、京セラ、KDDIを創業して2社を共に世界を代表するグローバル企業にまで大きくし、さらに晩年には、経営破綻した日本航空を再建したという方です。
稲盛氏の経営哲学には、とても為になる言葉が沢山ありますが、その中で私も深く共感した言葉をご紹介したいと思います。

~引用~
私たちの心には「自分だけがよければいい」と考える利己の心と、「自分を犠牲にしても他の人を助けよう」とする利他の心があります。利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、誰の協力も得られません。自分中心ですから視野も狭くなり、間違った判断をしてしまいます。
一方、利他の心で判断すると「人によかれ」という心ですから、まわりの人みんなが協力してくれます。また視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。
より良い仕事をしていくためには、自分だけのことを考えて判断するのではなく、まわりの人のことを考え、思いやりに満ちた「利他の心」に立って判断をすべきです。
~引用終わり~

至極当然、当たり前の事ですが、これこそ正に「言うは易く行うは難し」ですよね。
私も意識はしているものの、実際に出来ているかは甚だ疑問です。
しかし、稲盛氏はこうも言っています。

~引用~
成功するかしないかは、その人のもっている熱意と執念に強く関わっています。何をやっても成功しない人には熱意と執念が欠けているのです。体裁のいい理由をつけ、自分を慰め、すぐあきらめてしまうのです。(中略)成功するには、目標達成に向かって粘って粘って最後まであきらめずにやり抜くということが必要です。
~引用終わり~
と。


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