されどマフラー

たかがマフラーなのはわかっているけど。

最近の札幌は雪融けが進んでいるので、歩道で日陰になっている箇所以外は雪がほとんどない状態になっています。数日前からそういう状態になっているので、自分も靴だけは夏用に履き替えました。ただ、気温だけは0度を行ったり来たりしているので、コートは冬用を着用しているし、マフラーも巻いているし、手袋も履いています。そんな恰好でいつもの時刻に家を出て、いつものように地下鉄駅に向かい、いつものように改札を抜けてホームに下りました。
するとどうでしょう、ホームで自分と同じく地下鉄を待っている人たちは・・・

皆、マフラーをしていない

自分だけマフラーをしていることに気づきました。やってきた地下鉄に乗り込んでも、マフラーをしているのは1人いただけで、示し合わせたかのようにマフラーをしていません。地下鉄を降りて会社に着いても、ロッカーでマフラーを外したのは自分くらいで、マフラーをして出社したのは自分くらいしかいませんでした。
マフラーをしていても違和感がないくらいの気温だったから白い目で見る人は誰もいなかったけれど、

“マフラーが必要なほど寒いか?”

というふうに見られてしまった感じがしてしまいました。ま、何食わぬ顔で地下鉄に乗って、降りて、地下通路を歩いて出社しましたけどね。
なお、帰りの地下鉄でもマフラーをしている人はあまりいませんでしたが、向かいに座った女性もマフラーをしていたのでゼロではありませんでした。それがわかっただけでも
“おお、同志よ”
とホッとする気持ちにもなりました(笑)。
明日以降は気温の数値を気にするのはもちろんのこと、朝のローカル番組のお天気お姉さんの恰好も参考にして、マフラーを巻くかどうか考えるつもりです(自分が寒いかどうかではなく、周囲の恰好で空気を読むのだ)。


(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?