思い込みは判断を狂わす

今日は朝の北海道ローカルのテレビ番組の中で「肌寒いです」と言っていたので、コートを着用して家を出ました。実際、風は刺すように冷たくて「コートを着て正解だった」と思いました。なお、地下鉄駅へ向かうとコートを着ないでスーツだけで頑張る男性がホームに数人いて、見ている自分のほうが寒そうに感じてしまいました。
それは夕方の帰宅時も同じで、地下鉄を降りて地上に上がったときに身体が“ブルッ”と震えました。昨日までが20度にもなって暖かかっただけに、真冬よりも寒さは身に堪えたのかもしれません。

寒さが身に沁みながら帰宅。ということは
「家の中も寒いだろう」
と考えるわけで、迷うことなくストーブのスイッチを入れました。けれども、スイッチを入れた段階で

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『設定』18度『現在』20度

ストーブを焚く必要がない状態でした。といったって、室温はスイッチを入れなければわかりやしません。それに外は寒かったのだから、室内も寒いと考えるのが自然な流れです。でも、ストーブに内蔵の温度計はそういう判断をせず、室温は設定温度よりも上の状態になっていました。まあ、そっちが機械だけに機械的に判断しているわけで、正解といえば正解です。
なので、寒くないのに寒いと感じてしまった自分に対し、自分で

「なんだか騙された気分」

と思ってしまいました。そう、騙したのは自分、そして騙されたのも自分。おまけに灯油を無駄に消費した感じもして、苦笑いするしかありませんでした。
なお、その後すぐに灯油の燃焼が始まったため、無理にスイッチを切って不完全燃焼を起こしてもよくないと判断し、運転を止めることはせずにそのままにしておき、室温が上がって燃焼が自動で止まるまでのを待ってからスイッチを切りました。そのときの室温は22度を表示していました。
季節の変わり目にこういう体感温度狂いが起こるのは仕方ないけれど、今日に限ると外気温と室温との差に気づかなかったわけで、もう少し慎重に行動しなければいけないと痛感しました。

思い込みは判断を狂わせることがあるってことですよ、何事も。


(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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