やあ!

朝、いつものようにパソコンに届いたメールをチェックしていたら、迷惑メールフォルダに「やあ!」から始まるメールが届いていました。原文が英語と思われ、英語でも「やあ!」で始まるのでしょう、たぶん。
迷惑メールだから中身までいちいち確認する必要もないのでしょうけど、傾向を知るうえで全部見てしまいます。それでいくと、スマホのクラウドストレージをネタにしているところに、迷惑メールも進化していることを図らずも知ったのでした。

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「あなたのモバイルストレージについてデータ侵害がありました」
モバイルはいわゆるスマホであり、ストレージというのはデータの保管場所のこと。それも別なサーバーに収めているのでスマホ本体の負担にはならず、スマホを交換してもデータは消えません。

しかし、残念でした。
自分はスマホではなくガラホを使っているし、モバイルストレージは使っていません。使っていないのに「データ侵害」といわれても「はあ?」となります。それを「やあ!」からいわれてもねぇ。

で、さらに迷惑メールを読んでいくと
「見られたくないプライベートコンテンツを知人に送信する」
と書いています。
ガラホはメール送受信と通話にしか使っていないので、見られたくないプライベートコンテンツは存在しません。いや、パソコンに存在します。だから、今回のデータ侵害の対象にはなりません。ちなみに、ここでいう“見られたくないプライベートコンテンツ”はパソコンに外付けHDDをUSBケーブルで接続しているので、データ侵害されていません。

あとは、支払い。
日本語で書いてあるのに、支払いだけはドル建て。これが冒頭に書いた『原文は英語と思われ』の根拠です。結局、日本円だといくらになるのか、すぐにはピンときませんでした。また、ビットコインで送れというのは、円からドルへの両替が必要ないのと、電子マネーゆえの手軽さもあってのことで、いまどきの案内だと改めて思いました。

まとめ。
・スマホ利用者が増えているからこその内容に変化している
・当てはまる人には当てはまる一方で、まるっきり対象外の人も出る
・翻訳機を使ったおかしな日本語は改善の余地あり

いずれAIが進化しておかしな日本語が減ったら迷惑メールと感づきにくくなるのは空恐ろしいですが、今は「迷惑メールです」と自己アピールしているので安心です。
それとともに、メールの内容にどこか必死感があると思うのは自分だけでしょうか。


(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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