夕方６時半過ぎ、帰宅するためにさっぽろ駅ホームで地下鉄を待っているときのこと。
ホームドア前の乗車列で他の人と同じように自分も立っていると、隣のホームドア前で立っている２０代くらいの女性が、背負っていたリュックを前に移動させると、中から小さなポーチを取り出して、中から

手鏡と口紅を取り出してハケで塗り始めた

のでした。その間、わずか１分。
そのあとに次の化粧作業をするのかと思ったらそうではなく、この女性は唇をピンク色にするだけでポーチに手鏡と口紅とハケをしまいこみました。とはいえ、それは地下鉄が到着するから中断しただけかもしれず、車内で化粧作業を再開するのか少々気になって、自分の斜め向かいに座った女性の行動を何となく見ていました。また、すすきのでこれから仕事かもしれないと考え、下車駅も確認してみました。

しかし、車内での化粧は再開せず、すすきのを過ぎても乗ったまま。

なので“車内で化粧を再開する”“すすきので下車”の予想はどちらも外れました。ま、車内で化粧する行為自体を「みっともない」「はしたない」と思っている自分としては、それで良かったわけですけどね。ちなみに、車内で化粧をする女性は過去に何度か遭遇しており、去年も一度あります。
https://note.mu/f_yoshihiro/n/n220daf540c77

ただ、１分少々の短い時間で、口紅を塗るだけでも、

大勢の人がいるホーム上でするのって、どうなんでしょう。

男の自分からしたら「いいものを見させてもらった」と思うし、ドラマで女優が口紅を塗るシーンを見ただけでもドキリとする一方で、化粧の名のとおりに化ける様子を誰彼問わず見せていることに変わりはないわけで、あまり褒められた行為ではないと思います。
そういえば、十年ほど前には喫茶店でマグカップに手鏡を立てかけて口紅を塗っている様子も見かけたから、公衆の面前で口紅を塗る行為自体は女性にとって“あるある”なのかもしれないのかなあ・・・。
うーむ。

（お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします）