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くそっ、パスワードを忘れた。 秘密の質問に答えるしかない。 『あなたの卒業した小学校の名前は？』 木下小学校 『初めて飼ったペットの名前は？』 コロ 『初めて見た映画のタイトルは？』 ターミネーター２ 『好きな食べ物は？』 あれ……。 まだあるのか……。 まかない 『あなたの母親の旧姓は？』 ホーバット 『高校の修学旅行で行った場所は？』 お手洗い 『初めての海外旅行の行き先は？』 お手洗い くそっ。 まだ開かない。 長ええ……。 『小学校
「練習では３分におさまってたのに……」 捨てろ捨てろ！スベったネタはすぐ捨てろ！ 朝オーディション終わって、次の仕事18時 たまに駆り出される何かしらのエキストラ めっちゃセンスある後輩が袖から見てくる 設定はめっちゃいいのに、伝え方がわからない 昨日作ったネタ、今日見返したら全然おもんなかった 楽屋で手の内を探り合う 頑張って作った小道具が壊れた 同じネタやりすぎてわけわからんようになって来た
死ぬほどウケてる１年目を見つけた あんなに告知したのに置きチケ０枚 「２階で単独見学しようぜ」 若手担当マネージャーの仕事量 「うわ、あのボケ、オンエアでカットされてるやん…」 三回戦、追加合格 新ネタライブ前日、朝５時、よしもと本社 天才のネタの作り方 ネタ作らなあかんのにスマホばっか見てまう 「ネタできた〜？」 「おいっ！ノートは恥ずいから見るなよ！」
何が面白いかわからなくなってきた午前四時 自分で書いたネタが覚えられない 直前のコンビと設定がかぶった 出番直前、孤高のピン芸人 超スーパーセンスコント師 理想の宣材写真 「だからそのネタはスベるよって言ったのに」 「おい、衣装で電車乗ろうとすんな」 モノボケで体を張りすぎた男 「くれたボケめっちゃウケたよ、ありがとう」
