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更年期に現れるデリケートゾーンの不調

更年期障害・症状っていつ?


日本人女性の閉経の平均年齢は50歳です。
更年期症状(障害)は約前後5歳。
つまり45~55歳までにだいたい起こります。
ここは個人差があります。

何故更年期障害が起こるのか

卵巣の働ける年数って生きてる限りではないんです。
もっと短いく、約40年だそうです。
つまり生理があってる期間が卵巣が元気に動く期間ということ。
それが過ぎると、機能が衰えてきます。
そして女性ホルモンの ”エストロゲン” があまり作られなくなっていく事で、身体に不調を来し更年期症状が起こる形になります。

デリケートゾーンの乾燥

デリケートゾーンが乾燥し、乾燥によるニキビが勃発、かゆみもともなっていきます。
皮膚が薄くなってしまっているため、スクラブケアも出来ない状況で、ワックス脱毛後の肌荒れはセットになってくる状態に陥ります。

デリケートゾーンが荒れてしまった時の対処法

まず、スクラブでのケアは完全にNGとなります。
そして保湿第一。1にも2にも保湿!必須です。
お風呂上りだけでは間に合いませんので、朝晩のオイルなりクリームなりの保湿が必要となってきます。
また、腟ケアも有効です。
身体を温め、腟をマッサージする事でお肌も活性化し、潤いを保てるようになってきます。

どんなケア用品があるのか

腟ケアを行う際に使用するのがオイル。ここ数年で沢山の会社が ”フェムケア” を謳い、沢山の商品が世に出ています。
どれが自分の肌に合うのか…ひたすら探すしかありません。
私もいくつか使用して、今は2つのオイルに落ち着いています。
オイルの他に、乾燥している箇所に塗るクリームも有ります。
こちらは、腟内に入れる事も可能です。
腟は経費吸収率がズバ抜けて高いため、お顔の肌の調子も良くなっちゃったりと、あらゆる効果が期待できます…
が、私個人としては、症状がひどすぎる場合を除きあまりオススメしません。
めちゃくちゃ結果は良いんです。良すぎるがゆえに、自分が本来持っているハズの機能がおバカちゃんになってしまってる感じも否めません。
そのクリームをしばらくサボると、また肌が大荒れになるからです。
つまり、アトピーなどのステロイドと一緒で対処療法みたいなもんなんですよね。根本的に解決できてないんです。
でも、ホルモン治療は乳がん等のリスクもあるし、デリケートゾーンが乾燥してるくらいでは、ホルモン治療は受けれません。
なので、症状が落ち着くまで数年間、うまく付き合っていくしかない。

予防って出来るの?

なってしまってからでは、中々対処が難しい更年期症状。
予防は出来ると思います。
普段からの食事を気を付ける。
糖質ばかり摂らない!
冷たい飲み物で体を冷やさない。
アルコールは控える。
食物繊維や良質の油をしっかり摂る。
腟ケアを毎日やる。
身体を温める。
下着で締め付けない。
食べすぎ注意。
ストレスを溜めない。
自分を満たしてあげる事。

更年期の先ってどうなるの?

更年期症状・障害は酷くない限りは自然とおさまっていきます。
また、症状もどんどん変わっていくため、10年かホットフラッシュが続くなんて事はあまり聞いたことがありません。
しかし、腟内の乾燥が進むと、その先に待ち受けているのが、乾燥による腟内の痛みや子宮脱が起こる事があります。
子宮脱とは、子宮が下がってしまい、腟から出てきてしまう状態です。
出てきてしまった子宮は、手術で摘出を行う事になります。
これは、骨盤底筋も大きくかかわってくることなので、腟ケアでしっかり腟内の保湿を行い、骨盤底筋を鍛える事が先々の過ごしやすさに関わってくるという事ですね。

「そんなの滅多にないんでしょ?」

たまにこれ聞く言葉なんです。
滅多にないから大丈夫でしょ?って思ってる、まさかの事って大いに有り得る事だと思います。
自分の身近である姉妹や親、叔母が何もなかったからって自分も無いとは限りません。
それは個人差がすごくあるからです。
更年期には授乳してきた期間も関わってくることがあります。
授乳期間なんて、それこそ生んだ子供の人数、卒乳年齢、乳腺炎など、親子でも全然違ったりしますよね。
滅多にならないんでしょ?って甘く考えず、将来自分が快適に過ごせるように、若いうちからしっかりとケアを行いましょうね。

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