子育て知識なんかまったくなかった頃の私でもよく聞いていたセリフですが、先日ついに我が家にもやってきました。

娘特有の「大きくなったらパパと結婚する！」期です。

もしかするといつか自分も言われるかもな、なんて思いながら暮らしていましたが、ついに言われてしまいました。

いや、「言われてしまった」なんて書くと嫌なことのように聞こえてしまいますね。
もちろん父親としては嬉しいことです。

でもいざとなったらなんて返答すれば良いのかわからなくなったのです。

模範解答はあるのだろうか？

とりあえず私が返した答えは「嬉しい、ありがとう」でした。
しかし娘はこの言葉では納得せず「結婚するの？」「結婚できる？」と繰り返します。

多分いつか忘れることなんだから適当に、「結婚しようね」なんて返せばよかったのかもしれないのですが、私の融通の利かない悪い性格が出てしましました。

現実的に親子で結婚はできません。
なのでここで結婚する、という返答をすることは愛する娘に嘘をつくことになってしまいます。
そこで私が選んだ返答は「結婚したいけど、もうママと結婚してるからできないよ」でした。

そこからの娘の反撃はすごかったです。
「結婚してくれないなら、もうパパなんて知らない」とか
「結婚するまで一緒に寝てあげない」など、色々な手で言質を取ろうとするのです。

一度言った以上折れるのもどうかと思った私は、結婚できない理由と、いつか娘にふさわしい人が現れることと説明したのですが、まあ火に油を注いだだけでした。

その後泣きつかれた娘は寝てしまったのですが、最終的にこの問いに関する模範解答が分からなかった、という話です。

いや、ホント困るから義務教育で教えておいてくれよ・・・

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