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いつも空で応援してくれる

一昨年の8月

帰省から帰ってきて、寮に戻る日だった日のこと。

私の最愛の応援団。
ひいおばあちゃんが亡くなった。

元気な時に、会えなかった。
最後に顔を見たのは、ただ眠ってるだけの幸せそうな顔だった。

初めての経験だった。

寮生になって、電話もなかなか出来なくて、
何も出来なかった。

せめて電話でも、声聞いとけば良かったって後悔してる。

いつも応援してくれた、ひいおばあちゃん。

サッカーの試合あれば、
「怪我しないように頑張ってね」

学校行く時は
「いってらっしゃい」

いつも温かい声でさりげなく言ってくれる

幼少期は、ひいおばあちゃんに遊んでもらった
運動万能で、なんでも出来ちゃう最強だった。

グランドゴルフで、何回も優勝して賞状やトロフィーを持って帰ってくるし、
自転車でどこでも行くし、
どこさかんだり、歩くし

すげぇ、ひいおばあちゃんだった。

誰にも負けないくらい強かった。

そして誰にでも優しかった。

だから、いっつも家にひいおばあちゃんの友達が毎回違う人が来てたんだなって思った。

帰ってきても、ずっと家に居てくれる。

楽しかったなぁ。

「ただいま〜」
「おかえり。何してたの!?」
「寄り道してた!」
「真っ直ぐ帰ってきなさい!」
「だって友達が~」
「誘拐されるよっ」

戻らせてほしいな。

ひいおばあちゃんへ。

いつも温かく見守ってくれてありがとう。
最後の1年、思う存分楽しむからね。
ずっと大好きです。

みんなに

最後に、家族をもっともっと思っている以上に大切にすること。

決して当たり前じゃないこと。

声、顔は定期的に見ること、聞くこと。

家族には絶対、優しくすること。

「ありがとう」

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