大切なことは一歩一歩進むことだと
私はせっかちな人間だ。
すぐ効果や成果を求めてしまう。
だが今日、自身が漬けた果実酒を見て思ったのだ。
一歩一歩進むこと。それが大切なことなのではないかと。
劇的な変化も良い。
だが、私のような凡人はそんなにすぐ成果を出せない。
果実酒は、少しずつ少しずつ美味しくなっていく。
人生もそれと同じなのではないか。
例えば、小説。
小説も、コツコツと書いて四万字ほど書いて完成させる。
それを書きながら人は成長する。
そして言い回しや語彙を日々の中で得て自分の中に浸透させ、作品になっていく。
だから
自分の弱いメンタルも
小説のうまさも
人との関わり方も
明日いきなり変化させなくても良いのではないか。
大事なのは、日々一歩でも進むことだと思った。
気が早い私は、一歩だともどかしく感じる。
しかし、毎日毎日小説を1日5000字書くことはできないし、瞑想も1時間できるわけではない。
人生は果実酒のようだ。
自分の資質を瓶に入れ、時の流れという酒で徐々に作っていく。
酒の中に果物と氷砂糖はゆっくりと酒の中で溶けていく。
果実酒は1日でできるものではない。
少しずつできていく。
私は果実酒のような人になりたいと思う。
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