どっちに向いても
前向き、後ろ向き。思考や感情の表現には色んな言い方がある。
私は後ろ向き、つまりネガティブな方。
表向きはポジティブな印象を持たれやすいが、
それはかなり役者的で、体調が良い時は私の中の役者が爽やかさを演じてくれる。エネルギーを使い、明らかな疲労と息苦しさを感じる。それが滲み出ている。
場面変われば表情も変わり、死にたくなるような、消えたくなるような、逃げたくなるような、とにかく「自分なんていなくなっていいんだ」というわけのわからない独りよがりな感情に支配される。
「大変だね?嫌われたくないの?」
と言われたら、そうかもしれないが、ある“ミッション”があったとして、それをコンプリートするためには、色んな人に合わせてが腹黒く事を進めたいのが本音。
でもそれは自分がここ心地よくはなくて、苦しくて、逃げ出したい。
だから、ずっと自分らしくいれる居場所をずっと探してるのだ。
でも、人は旅人だから、その時その時で居場所を変え、どんな形でも生き抜けるところに落ち着いていく。
すぐに逃げる事が出来ないグズな私は、ただひたすらに雨が止むのを待つ日もある。そして、時をみて旅立つ日もある。
「ありのままのー…」なんて歌があったな。
ありのままなんて正直無理。
本質は見せなくていいのかも。
大事に閉まっておいていいのかも。
曝け出す生き方なんかしなくてよくて、滲みでるその雰囲気だけで、わかってくれる人がいるなら幸せで、そんな人に巡り会えれば、ラッキーで。
4月は私の回りが大きく大きく動いて、家族達もそれぞれに様々な葛藤と日々向き合っている。
夫は出向で別の勤務地へ。
息子はクラス替えがあり、学校がつまらなくなったとイライラしている。
娘も4年間一緒だった優しい先生と別れ、バリバリのキャリアを積んだ先生に揉まれている。
私といえば、事業所の人事がかなりリニューアルされ、今までの波乱が嘘のように平和な日々が流れている。3月までは激動の日々だったのだが…
去年の私の反省は、「喋りすぎない事」
優しさは、きっと些細な事ほど伝わる。
誰かが「愛」がきっと1番大事と言ってた。
心の底では「バッキャロー」と叫んでいても、
愛のある言葉を探していけば、どっちを向いても大丈夫。
4月よ。
花や幸運をありがとう。
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