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離職離れの理由はやはり時代の変革の時期だと言える

ネットニュースを流し読みで見ていた時、
あるライターが離職離れの理由を3つ上げていた。

1位「仕事が自分に合わなかったため」

2位「人間関係がよくなかったため」

3位「労働時間、休日、休暇の条件がよくなかったため」

そこから抜粋して、文章的に無駄を省いて簡潔に
書いてみる。以下が離職に対する問題点の指摘だと
思ってもらえばいい。

マーティン・ルーサー・キング牧師
フルネームではあまり呼ぶ人はいないが、
キング牧師はとても有名な人物で
ガンジーの非暴力的抵抗の教えに共感し、
アメリカのアフリカ系アメリカ人に対する事に
多いに貢献した人物である。

時代は変わってもキング牧師の名はアフリカ系
アメリカ人にとっては誰もが知っている程の人物だと
認識してよい。

キング牧師の未来のイメージつまりビジョンは、自分たちの子供たちが、「肌の色ではなく、人間性の内容によって判断される」世界を語りました。兄弟愛、尊敬、万人の自由というアメリカの建国の価値観と繋がる、
具体的な未来のイメージを訴えました。

言葉は抽象的でも、ビジョンの中身は現実的に

「僕らはここで未来を創っているんだ。僕らといっしょに宇宙に衝撃を与えてみないかい?」

――スティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズが社員に語りかけたように、共感型のリーダーは、
他者を自分のビジョンに引き込む不思議な力が実際ありました。
本来はこのような人の事をカリスマ性のある人間だと言うのですが、
日本では間違った思想が植え付けられてしまいましたが、
実際にカリスマ性がある人物は僅かしかいません。

日本ではよく何かにつけてカリスマ的存在と言っていましたが、
恥じる程、意味は間違っています。

そしてスティーブ・ジョブズは、こうも言っていました。

「自分は世界を変えられる、少なくとも社会に良い影響を
与えられると心から信じています

以上が抜粋したものになりますが、原形は殆ど無いですが、
意味的には同じだと解釈して大丈夫です。

言葉の力は偉大だと思わざるを得ない言葉だと言えるほど、

「僕らはここで未来を創っているんだ。僕らといっしょに
宇宙に衝撃を与えてみないかい?」

こういった言葉を言える人は、思想哲学者等には見られますが、
一般的に、まず語り掛ける最初の言葉に「僕ら」とあります。

この「僕ら」は、相手が新人であっても同等として
語り掛ける事により、圧力などの言葉を一切かけないのは、
哲学的思想から生まれたもので、自分も新人の頃は何も
解らなかった事を、心に根付かせているため、このような
言葉で問いかけていると言えます。

私もよく書いていますが、
誰もが最初は素人だった」この言葉は絵画の世界から
生まれた言葉でしたが、全てに通づる言葉でもあります。

そして初心を忘れない事も大切で、常に向上心を持ち続ける
からこそ、このような見事な言葉で夢に対して現実的な意図を
含めて、やる気を起こさせます。

1度や2度の失敗で怒るような会社はまずダメです。
若くて、何も解らない若者に対して、どうやる気を起こさせる
かは非常に大きな課題ではありますが、自分を見失った人が
多すぎるため、離職する若者たちが多いのだと思います。

「言葉は抽象的でも、ビジョンの中身は現実的に」


これは上記に書いた彼の言葉の意味の説明になります。

まず前文から見てみましょう。

「言葉は抽象的でも、」これにも大きな意味があります。
初めて言われた新入社員にはおそらくその本当の意味は
理解できないものではありますが、

抽象的にすることによって漠然とした未来予想図を
与える事により、まず大前提として本人が何をしたい
のかが分からない以上、このような言葉にする事で、
やる気を起こさせると共に、長い目で見て言葉を
かけている事には気づきませんが、夢や希望を与えます。

「ビジョンの中身は現実的に」と後文にありますが、
厳密に言えば、現実的な意味として間違いないのですが、
今、現在の日本人の若者には響かない言葉だと言えます。

「僕らはここで未来を創っているんだ。僕らといっしょに
宇宙に衝撃を与えてみないかい?」

後文はこのように、確かに漠然ではありますが、未来を
提示していて、このプロジェクトに参加しないかい?と
言ってはいますが、最初は当然、苦労します。

しかし、そうしたところで怒る事はありません。
若者は云わば、「未来」そのものを指している言葉に
なりますので、お金儲けをしてもいずれは死に、
何も無い世界に逝きますが、「未来」を託すことは、
お金よりもよっぽど大切なものです。

彼は先の先まで見えているからこそ、
このような言葉を、未来を担う若者たちに
伝える事によって、良い思想を伝えて育て、
いつかは、その教えを忠実に守った人物が
彼の死後、彼の言葉を伝えることで、より良い
世界になっていきます。

そして、今、日本では難病を幾つも抱えて
いる状況にあるので、自分を守ることに必死に
なり、そういった思想そのものが欠落している
と感じます。

確かにインフレが進み始めて、物価上昇する中、
給料は変らずでは不安に思う方は大勢いると
思いますが、私から言わせれば、そうした世界に
したのは「貴方たちですよ」と言いたいです。

ただ罵り合っても全く意味は成さないので、
発言することは控えていますが、
より良い国にするためには、他人任せのこの状況を
変えなければ無理だと言えるでしょう。

人に託すのではなく、まずは自分自身を変える事が
何よりも大切なことであると私は思います。

時代に変革が必要な今こそ、日本国民の1人1人の
思いが、非常に大切なことだと心から願い、
そして期待しています。

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