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天才の晩年と晩年の哲学

仮定として天才が存在したとします。
私は現代に於いてはまだ天才を知らないからです。

しかし、過去の人物であれば天才は何人か
知っていますので、まずは過去から見ていき、
現在に於いて、天才が存在するのかどうか判断して
みます。

まず天才には大きく分けて二種類の天才がいます。
生前に天才だと認められた人と、
死後に天才だと認められた人に分かれます。

当然ながら生前に天才だと認められた人のほうが
情報量は多く残っていますが、全てが真実だとは
限りません。

特に第二次世界大戦後に世間の明るみに出た冷戦
呼ばれている情報操作やスパイ活動に入ってからは、
真実の多くは隠蔽されたと見ていいほどのものだと
ハッキリ分かったのは、やはり、オバマ政権を崩した
「エドワード・スノーデン」で世界の知るところと
なりました。

「スノーデン」に関しては何度か触れた事はありますが、
近年最大の隠蔽工作が、世界中の人々が知る事になった
オバマ政権のもと、CIAを使って暗殺しようと試みて、
世界に対しても国際的なテロリストだと言って、何として
でも殺そうとした実話が、有り得ない速度で映画化され
ました。2012年に起きた実話であり、アメリカでは
2016年に公開され、日本では2017年に公開された実話に
基づいた映画としては、自分が知る限り最速で制作された
ものでした。

ロシアに逃げれたスノーデンの告発により、オバマ政権は
地に落ちました。当時、オバマ大統領が急激に老けた理由は
スノーデンの暗殺に失敗し続ける中でも、監視大国では無い
と言い続けていたのに反して、実際は日本も含めた先進国に
ウィルスを仕込んだ事実が、スノーデンにより明らかになった
のが最大の原因でした。

スノーデン自身、非常に賢く、そして正義感も強く、何よりも
運が良かったと言えるほど、ロシアに亡命を果たした後、
ロシアとウクライナが危険な状況になる前に、アメリカに再び
戻っていた事も考えれば、運というものが存在するのかと
思わせるほどの人でした。

日本にウィルスを仕込んだ事もスノーデン自身が認めており、
イギリスやフランス等の国はウィルスを除去したと話は出ましたが、
日本政府はあやふやな感じで、言葉を濁していたので、除去して
ない可能性もあります。

ちなみにどのようなウィルスかというと、逆らえば日本全土の電力を
落とすといったものである事は分かっています。
日本とアメリカの関係を見る限りでは、除去してない可能性も否定は
出来ません。

スノーデンは天才的な頭脳の持ち主で、親日であるだけに、日本の
先行きが不安になりますが、親日というよりは、アクションゲーム
の「鉄拳シリーズ」が好きなようです。

日本ではファンが少ないですが、海外では「鉄拳」は非常に高評価
を得ています。その理由は簡単です。

日本人には難しすぎる対戦格闘アクションゲームで、
説明書や攻略本等を読んでも、理解できないほど難しいゲームなので、
ゲーム業界に触れる事になりますが、ソーシャルゲームが日本では
流行り過ぎたため、プレイヤースキルも平均的に大幅に低下してしまい、
「鉄拳」は私も大好きなゲームなのですが、対戦格闘アクションゲームの
操作に関しては、間違いなく世界で一番難しいゲームだと言えます。

だからこそ面白いのですが、日本人には難しすぎる状況が現在です。

天才の晩年に関しては、例えばアインシュタインはまるで死期を悟った
かのように、入院はしましたが、手術は断り、助手にホワイトボード等を
持ってこさせて、最後の最期まで書き続けました。
手術に関しては、高齢での手術は危険である事もあったのだと思います。

アインシュタインは入院してから二日後に亡くなりました。
彼の言葉は正に芸術と言えるほど、素晴らしいものを残してくれました。
理論に関しても、彼の時代では理解されないような事にまで着手し、
衛星等のナビに使われているのも、アインシュタインの理論に基づいた
ものであります。

アインシュタインの場合は生前も死後もその才能を称えられた人物の
代表と言えるでしょう。

ロバート・オッペンハイマーは、「原爆の父」とも呼ばれ、源氏爆弾の
開発の指導者的役割を果たしたため、そのような異名がつきました。
彼は本当に使用するとは思わなかったと言われてはいますが、
軍人に渡した時点で、本来ならば使用する可能性は高いと判断する
はずでしたが、実際に落とした結果に酷く落胆し、彼の弟がロバートの
死後、本当に落とすとは思ってなかったと言ってはいましたが、
軍人の手に渡った時点で本来は気付くのが普通だと私は思いました。

ただ、彼が原子爆弾の反対派について運動を行った事実はあります。
それが罪悪感からか、落とすとしっていながら、余りにも多くの人命
を奪った事に関してからの罪の意識を経て、反対派に回ったかどうか
は、実際のところ分かりません。

私は実家が広島にあったので、当時の事は父や叔父が話ていましたが、
広島にある大きな川が、死体で流れが止まったと言っていました。
幸い、放射能の圏外だったので助かりましたが、遠くからでも
キノコ雲は見えたそうで、とんでもない事が起きたことだけは
分かったと言っていました。

ロバート・オッペンハイマーの確かに言った言葉は、
戦後原爆の使用に関して「科学者(物理学者)は罪を知った」との
言葉を残している事からは、実際に使用するとは思ってなかった
可能性もあると言えます。

ロバート本人は優秀な理論物理学者で、アインシュタインらを束ねる
プリンストン高等研究所の所長に任命され、彼等と共に仕事をしていた
時期もありました。
水爆反対活動にも力を入れ始めてから、彼の人生は落ちていき、
死後も長い間、スパイ等の容疑がかけられたままでした。

天才は確かに過去にはいました。
現在もどこかにいる事は確かだと思います。
しかし、天才は何でも知っているという訳ではないもので、
天才はどちらかというと、苦悩の日々を送るものだと思います。

私は天才ではありませんが、その気持ちは分かります。
それは私の生い立ちから理解できたのですが、
まず、理解者がいない。つまりは人に相談ができないし、
本人にとっては普通の事であっても、外部から見れば
天才の心など知る訳もないので、虐めの対象となりやすい
ものですし、年齢に伴わない知識もあるので、当人としては
困惑する事も多々あると思います。

芸術の世界などでは、時代背景が変わるだけで、凡人が天才と
呼ばれたりして、人間が人間を評価するに相応しい人ならば、
少しは理解を示せますが、結局は評論家と同じで後付けでしか
評価はしないので、特に過去ともなると多少の貢献をしている
程度でも、財があれば、その人が評価したものは高くなったり
します。これは現代でも続いている問題の一つでもあります。

私の父は絵を多く所有してました。
私が子供の頃はよく画廊から招待状が来て、
ついて行っていました。

20枚以上の絵を買ったうち、2枚の絵は価値がつきました。
その2枚の絵は同じ人が描いていた絵で、私も好きでよく
家で眺めていました。

価格は1枚5千万ほどの値がついてました。
しかし大抵の場合は、よく死後に値が上がると言われて
いますが、全くの逆が真実です。

大抵の場合は、やはり知名度の高い評論家が好んでいたり
している場合、存命中は価値がありますが、死去した途端に
値は下がる事が現実です。

先ほど言ったような2枚の絵に関しては、死後は更に高値が
つきますが、大抵の場合は逆です。

イチロー選手は世間では天才と呼ばれたりもしてますが、
彼は努力家です。それも並みでは無いほどの努力家です。
才能は確かにありますが、天才かどうかは何とも言えません。

そもそもが天才というのは孤独な場合が多いので、
あまり人と話すことを好まない人の方が多いです。

ちなみに晩年の哲学は、人間として生きてきて最後に悟るもの
だと言われています。
それは熟年離婚や、仕事をしている時には親切だった人等から
縁を切られた状態になり、人間の人生に対して疑念を抱くものが、
晩年の哲学と呼ばれています。

しかし、そこはもう終着駅近くなので、最後に哲学を知る事と
なると言われています。

逆に幼少の哲学は、私は望んでいなかったのですが、確かに
それを知ることは自分がそうだったので、認めざるを得ない
ものではありますが、私的には知って欲しくないと思っています。

幼少の哲学は本来ならば目覚める事はまずありません。
生きながらにして、まだ嘘等の存在を知らないくらいの年齢で、
酷いショックや実際に虐待を受けたりして、目覚める可能性が
僅かにある程度でしかないもので、その頃の思い出は消えずに
今も残っています。

私の場合は、虐待は勿論の事でしたし、1分でも遅れて帰ったら
5時間とか普通に家に入れてもらえず、周りの住民が心配して、
「危ないからうちに来なさい」と言って入れて貰ったりして
いました。近隣の住民が警察を呼んで虐待をしていると、
話しましたが、うちは財閥の家系であった事もあって、
当時の警察は逆らえない立場にありました。

夏休みは30日間離島のホテルで缶詰め状態で朝から晩まで勉強、
家に帰ったら、家庭教師で雇った大学生に大金を出して、
科学研究をやらせて、小学生低学年では絶対に無理だと教師も
気づくほどの200ページとかの科学研究を丸写しして提出して
特賞を取ったり、中には私と同じような環境の同級生が、
首吊り自殺をして、その弟は翌年の同月同日に首吊り自殺を
するようなショックを受けながら、身体的にも虐待を受け続けて
も幼少の哲学に目覚める事はありませんでした。

当時は親を信じて生きていましたが、飛び級の個人塾で、
私は母親に私に勉強を教えたいと、先生が言っているから
行ってあげてと言われて週一だったその個人塾を週二に
した時に、何故だかは忘れましたが、その先生に私に教えたい
と聞いた事を話した時、真逆の言葉が返ってきた時に、
産まれて始めて、嘘というものの存在を知ってしまった時に、
目覚めてしまったのです。

アメリカ等では幼稚園児くらいから哲学を教えているようですが、
上手くはいかないでしょう。

あらゆる虐待を受け、更に友達を作る時間もないので、虐められる
日々を送り、数少ない境遇の似た友達が自殺し、言えばきりがない
程の酷い事をされて、目覚める可能性があるか、ないかの世界の中
でしか、幼少の哲学が目覚めることはありません。

なので基本的には殆ど有り得ないものだと言えます。

晩年の哲学では多くの人が人生哲学に目覚めはしますが、全ては
手遅れになってから気づくので、最後の時に気づくのでそう
呼ばれています。

後は、青年の哲学というのはあります。
女性でもいることはいますが、数が男性のほうが多い為、
そう呼ばれています。

天才にしても哲学にしても、あまり良い人生を送れる人は
少ないものです。
理解者がいないのは正直辛いからです。
話したところで、多くの人には理解を得られず、更に悩む
事になります。
アインシュタインも多くの苦悩の中で生きていました。

それでも、もしそれなりに賢くなりたいと願うのであれば、
絶対的な勇気と決意が必要になります。
何年かかるかは自分次第ですので、頑張っても辿りつけない
可能性もあります。

しかし、視野は広げる事はできます。
不必要な頑固さは捨てて、まずは受け入れ、それを自分だけで
考えて、理論付けしていけば徐々にではありますが、
多くを体験し、辛いことだけは理解できます。

賢い友人は大抵の場合、何かしらを習慣として絶対にそれは
してます。ある友人は週に週刊誌を7冊読んでいました。
仕事は設計士でしたが、漫画とかも人生に於いて役立つ事は
度々あります。
そういう人は大抵、そういう事を知っています。
私の場合は、今は毎日note3本書く事と、自分に無い知識を
最低1つ以上知る事を日課としています。

それがなんであれ、人生の中で必ず役立つ時が来る可能性は
意外と高いです。しかし、それを目的としてでは無く、
自分に課する誓いのようなものであって、自己啓発の一環と
して私は続けてます。

過去の偉人たちも大抵は何かしらをしていました。
全ては自分のために。

それ以外の理由は付けずに、とにかく始める事が大事です。
明日からにするとか言う人には絶対に無理です。
多少は続くかもしれませんが、絶対に心が折れます。

思った日から始めるのは、最初の第一歩となるので、
その日から始める事ができたなら、続けることも
可能になります。

晩年の哲学に関しても、それまでの人生が平凡すぎるから
気づけないのです。夫婦の絆が消えている事にさえも
気づけないから、離婚される事になります。

だから私は常に不安と自信を持って生きています。
自信だけになったらあとはもう落ちていくだけになるので、
己をライバルとして、常に乗り越えていくのが大事だと
言えます。

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