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オーストラリアでの賃貸事情とお引越しの注意

今回の記事は、オーストラリアに住んでいて引っ越しする予定がある人のために少しでもお役に立てればいいなと思い書いております。

私が大人になってからは、引っ越しが常に付きまとっています。
二度目の結婚をすることになった彼と出会ってからも4回目を経験しました。
前のお家は6年住んでいまして、住みはじめた頃から何もかも望み通りだったので家を出ないといけなくなった時は、少々がっかりしました。
理由は家主さんが家を売りに出すからということでした。

私たちの契約まだ半年残ってますけど~。。。。
契約残ってても売りに出されます。
そして、毎週2回オープンハウスが開催され、この家に興味がある人はゾロゾロとやってきます。
平日5時から30分、週末お昼からの30分です。その時間帯は私たちは家から出ていかないといけません。
ワンコを飼ってるのですが、ワンコの柵や水などのワンコがいる形跡を隠しておいてほしいといわれ、せっせと移動させ、約束の時間20分ぐらい前から散歩に行きたくないワンコを連れて家を離れます。(なんでやねん!!)

買い手が決まるまで週2回のオープンハウスが続きます。
契約が半年残っているけど契約終了をまたづとも、もちろん引っ越していいってことです。家を購入した人が投資用ではなく、居住するつもりならどちらにしても出ていかないといけません。

ということで、すぐに引っ越し先を探し始めました。
オーストラリアの物件探しは、オンラインで気に入った物件
を見つけたら内見を申し込みます。日程が決まっていれば不動産屋さんから連絡がきて何曜日の何時から物件を見に来てください。ということで現地集合で見ることができます。
物件を求めて同じ日に何組も見に来ます。そして、気に入った人達が申請書を提出し、家主さんがその中から選ぶ。。。といった流れになります。
やはり、共働きの人たちは借りやすいと思います。
私たちのように、ワンコ3匹、夫の収入のみ、一人しか働いてなると不利になります。
家主さんからしたら大事な財産ですので、家にダメージになるようなことや家賃の未払いが発生しそうなテナントは避けたいと思って当然だと思います。

ということで、古い家でもワンコ3匹を家の中で飼ってもいいということを受け入れてくれるということが第一、家はよごれてても良しとしよう!
と家探しをした結果、速攻で家を決めることができました。
いや、これが本当とんでもなく汚い家だったんです。
この家は事件現場??何があったん?というぐらいに埃が雪のように積もっているし、蜘蛛の巣ははってるし、こんな状態で今までよく借りれてたのが不思議なほど。
だって、半年に1度は不動産屋さんが検査に入りますからね。

ネットで使われていた写真ではもちろんきれいだから、たくさんの人が物件を見に来てたけど、みんなお化け屋敷の中を歩くような感じで見て回っていました。
私もそのうちの一人です。
見て回って、
夫に「めっちゃ汚いな~、こんなとこ申し込みする?」
と半ニヤケで聞いたら。

夫「うん。汚れてるだけやから」

私「え??まじで!!!どこにそのポテンシャルをみつけたん!?あんたすスゲェな!」

夫「家はいいと思うよ」

夫は根っからの楽天家なところがあるのですが、こんな汚れた家にポテンシャルを見いだせるなんて、ほんとすごいなって感心しました。
ま、こんだけ汚れてたら犬3匹飼ったってなんてことないやろうな。
ということで申し込んだ結果、家主さんからオッケーをいただきました。
もちろん、キレイに住む自信があります。((笑))

こちらは、入居前の掃除というのが日本のようにきれいではありません。
なので、入居後は掃除に明け暮れていました。掃除機で蜘蛛の巣を吸って回ってかびた壁の掃除をし、タイルのみぞをブラシできれいに洗い流し、壁についたゴキブリの。。。。なんか、かなぁ。。。というような汚れを拭いてまわりました。

この家のポテンシャルを見出した夫はというと全然家の中の掃除をしない。。。
夫は庭にわんこが隣の家に入っていかないように柵をはっておりました。
ま、それは大事だからいいけど。
家の中の掃除めちゃめちゃ大変やないかーい!!
私は水分取るのも忘れてせっせと掃除をしていたら頭がだんだん暑くなってきました。
とにかく掃除するところが多くて目が回りました。
掃除好きで、得意な人いますね。
私は掃除とか片付けとかはっきり言って苦手です、苦手っていうかー、嫌い。
掃除嫌いだからと言って、汚いところでも平気ということではないんです。掃除嫌いでも綺麗じゃないと落ち着かない。
自分で汚したならいいんですけどね。←わがまま(笑)
とにかく今やっとなんとなくですが、落ち着いてきました。

話は前後しますが、引っ越し業者のお話をしたいと思います。
こちらで引っ越しするとなると、自分でトラックを借りて引っ越しをすることがあります。二度しましたがかなりしんどかった・・・
夫も私も力もないし、それはもう大変でした。
シドニーに日本人の方がされている引っ越し業者さんがありまして、そこに頼むと日本語で運んでほしいところも言えるし、家具も丁寧に扱ってくれるし安心100%です。
今回は残念ながら私達が引っ越ししたい日程に空きがなかったので、オーストラリア人の業者に頼むことにしました。
こちら、トラック1台と作業員2人で1時間180ドル。
作業時間がかかればかかるほどどんどんお金はかさんでいきます。
なので、率先して荷物を一緒に運んだりテキパキ動くようにしないと、作業員はちんたらします。
あと、家具にカバーはかけてくれないので汚れます。
冷蔵庫と、テレビはカバーをかけてくれました。
私達はテレビ購入時を箱をおいてたのでこれにいれようか?と聞いたらカバーのほうが安全だからとカバーを使ってくれました。
気がきくねー、ありがとう!
と言いながら作業は作業員二人と私達夫婦の4人で順調に進み、
5時間で終えることができ、やれやれ。。。といったところでした。
支払いのときになって、カバーの代金を請求してきました。
え??
全くお金がかかるなんて聞いてないけど!
しかも私達の持っていた箱を使わないで、お金を請求してくるなんてありえんでしょ!
50ドル。通常1つ75ドルだけど、2つで50ドルにサービスします。
と言ってきました。

ん?
なんでやねん。
おかしいやん、まったくもっておかしい。
そんな請求はおかしいし、納得できなかったので払いませんでした。

見積もりをとっても、作業員の働き方一つで見積もりより費用は変わります。カバーの費用の説明のないまま勝手に巻いているし、家具もとても雑にあつかわれます。
ラグマットも投げたりして、日本ではありえへんことを平気でされます。
疲れてるだろうからとエナジードリンクをあげたのですが、タバコまで吸いながら休憩をいれたり。。。こらっ!
細かいことを言うと、引越し先のトイレを平気で使用する。
もし、これがめちゃめちゃキレイな新居だったら生理現象とはいえ、腹が立ったと思います。

シドニーに住んでる人は引っ越しはやっぱり日本の業者に頼まれることを強くおすすめします。
現地の業者は雑だし見積もりがあってないようなものです。
私はまた5年後には引っ越しすると思いますが、次は絶対に日本人の会社にお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

えんのみ




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