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2024/04/24 モーサテ 海外投資家動向と為替介入リスク

海外投資家の動向と為替介入リスクについての最新情報は以下の通りです

- 日本株と円安の連動性2023年から、日本株の一段高局面では「株高=円安」の連動性が強まる傾向がありました。これは、海外投資家が日本株投資における為替損失回避のための円売りが一因とされています。しかし、最近にかけてこの連動性が低下してきており、円がここ数年の最安値圏に達する中で、さらなる円安余地は限られるとの予想から、「ヘッジの円売り」を縮小し始めたためではないかと考えられています

- 円安防衛ラインと介入リスク**:ドル円レートが重要な局面に差し掛かっており、1ドル152円前後の水準は、昨年、一昨年と2回到達した円安のピークの水準です。この水準で2回、円安の流れが跳ね返されているため、重要な意味を持つようになっています。現在、この水準は当局の防衛ライン圏であり、いつ円買いドル売り介入が行われてもおかしくない状況です。特に、日本の財務官が「今の円安の動きは明らかに投機が背景にある」と発言し、市場を強くけん制していることから、為替介入が近いことを示していると理解できます

これらの情報は、海外投資家の日本株投資戦略や為替リスク管理において重要な意識を持つべきポイントです。市場の動向を注視し、適切な対応を検討することが求められます。

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