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ママも自分のキャリアを捨てたくない

待ちに待って娘を授かった時、喜びと幸せ一気に手に入った気分で、仕事もママも家事も妻も全て完璧に出来ると思ってました。
仕事も効率よくこなせていた方なので、頭の中ではうまくいくイメージしかなかったのですが、実際は真逆の状態でした。

出産直後、赤ちゃんのお世話は24時間体制で、2.3時間おきの授乳、細切れ睡眠で意識が飛びそうになっていました。
幸せと共に、責任がのしかかり押しつぶされそうでした。
寝落ちしてしまった時に、焦って娘の安否確認をして、『あーよかった、息してる』とほっとしたことも、昨日のことのように思い出せます。

まとまって寝てくれるようになると、だんだんママも楽になってきて、離乳食が始まり、少しずつ言葉が出てくる頃に、育児休暇あけて仕事復帰しました。
娘と離れる寂しさと一人の時間ができることや仕事復帰できる喜びがあり
複雑な気持ちだった気がします。

実際に仕事復帰にあたり、会社の手続きをしていると、予想していない会社の対応に驚きました。
子供を産んだけで、戦力外通告を受けることになるとは、、、、、
今まで頑張ったキャリアを捨て、また一からのスタートだと、、、、
今までの頑張りはなんだったのか?
今までの役職のままがいいと伝えたら、子供が熱を出した時に、休みにくくなるよと遠回しに言われました。
子供のことを言われると、従うしかない。
時短になるのも、肩身の狭いものでした。
仕事復帰を前向きに思っていたのに、出鼻をくじかれました。
会社のほとんどが女性で、育児休暇を9割取得している、ママも働きやすい環境と会社説明で言っていたのに、現実は全く違うものでした。

ママだってキャリアを捨てたくないって思ってます。

独身の時は、仕事ばかりしていた私にとってとても辛い出来事でした。
所詮、会社にとって働く駒でしかなかったと、、、
雇われだから仕方ないと思えばそうなのですが、積み重ねていったものが
目の前で崩れるのを見るのは苦しいです。

子供の為に休まなければならない時もありますが、その分、生産性を考えて仕事しています。
世の中のママは、自分でタイムマネジメントして沢山のタスクを毎日こなしています。
そんな風に思ってもらえない社会にとても寂しさを感じます。
安心して働けない、だから経済面を考えて、少子化になるんだと思ってしまいます。

郊外に住んでいる私は、ママにとって働きやすい会社がないなら、嘆いていても仕方がないので、自分で始めればいいと、在宅ワークを始めました。
同じように思っているママに、色々な働き方があるんだと思ってもらえるように、お仕事についても今後発信していきます。

キャリアを捨てないでいられるママが増えていくことを願って。


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